2020-10-27
すべての生物にとって、同じ物質は同じ匂いがしているの?
同じ物質の匂いは、生物によって感じ方が違う 匂いの感覚は嗅覚といって、物質の分子がもたらす刺激を感じる感覚のこと。例えばうんちの匂いなら、うんち分子のある成分が空中に飛び出し、鼻の奥にある粘膜に届く。ここには「嗅覚受容体」というセンサーを持つ嗅細胞が […]
2020-10-27
同じ物質の匂いは、生物によって感じ方が違う 匂いの感覚は嗅覚といって、物質の分子がもたらす刺激を感じる感覚のこと。例えばうんちの匂いなら、うんち分子のある成分が空中に飛び出し、鼻の奥にある粘膜に届く。ここには「嗅覚受容体」というセンサーを持つ嗅細胞が […]
2020-10-27
クワの葉を消化・吸収して絹糸につくり替えている カイコの幼虫は蛹になる際に頑丈な繭をつくるのだけど、その繭から取られた糸が絹糸(シルク)だ。 絹糸はフィブロインという名前のタンパク質からできていて、フィブロインは幼虫の体の中にある絹糸腺という細長い管 […]
2020-10-27
くすぐったさを知らせる感覚器はありません 皮膚には形態学的に5種類の皮膚センサーがあります。一方、機能的には、触・圧覚、振動覚、温覚、冷覚、痛覚の5つの基本感覚があります。これらの皮膚センサーと5つの感覚は、1対1では対応していません(図A)。つまり […]
2020-10-27
見た目は2つだが、たくさんの区画に分かれている 左右2つあることに特に意味はありません。あえて理由をつけると、限られた体腔内のスペースの事情に合わせたため、でしょうか。 肺も腎臓も、平時はその持てる力の20~30%くらいしか使っていません。つまり、一 […]
2020-10-27
焦点が網膜の前にずれた状態が近視、後ろにずれた状態が遠視 目は光学的パーツから成り立っています(図1)。前方にある角膜と水晶体はカメラのレンズにあたり、光を集める働きがあります。目の底にある光を感じる神経の膜である網膜に焦点(ピント)を結ぶことで、も […]
2020-10-27
チンパンジーと共通の祖先から、猿人、ホモ属の人類へと進化してきました 人類に一番近い生き物は、今生きている中では、アフリカにいるチンパンジーです。それとアフリカにいるゴリラ、東南アジアにいるオランウータンとテナガザルを合わせて、「類人猿」と呼びます。 […]
2020-10-27
種子の中にある胚が発達します みなさんはカイワレダイコンを見たことがありますか? カイワレダイコンは、ダイコンの発芽直後のものです。カイワレとは子葉(双葉)のことで、発芽した直後に、貝殻が開いたように2枚の子葉を開くことからこの名前がついています。 […]
2020-10-27
消化酵素が食べ物を分解して血液の中に取り込みます 消化器は、口、咽頭、食道、胃、小腸、大腸の消化管と、すい臓、肝臓、胆のうから構成されています(図)。 水分や塩分などの小分子は分解せずとも血液の中に取り込むしくみがありますが、炭水化物やタンパク質など […]
2020-10-27
危険をアピールしたり、身を守るための 模様になっていることが多い 昆虫の色や模様ってとても変化に富んでいるよね。特に、日中活動する昆虫によく目立つ色や模様をした種類が多いんだけれど、これらの虫はほかのだれかに見られるためにそのような姿をしていると考え […]
2020-10-27
サクラはその場所の気温が一定の積算値に達すると開花します 今年はサクラの開花がかなり早く、東京都心の開花は3月17日でした。サクラが咲くころになると「開花日は何日ごろ」という予測を耳にします。今年もかなり前から、3月20日ごろというような開花日が予測 […]