神村学
2020-10-27
アサギマダラはなぜ、1000kmも飛ぶことができるのですか?
飛ぶために多くの時間とエネルギーを使えるなどの特徴があるため アサギマダラは名前の通り、翅の地色が浅葱色(薄い青緑色)をしていて、黒~茶色のまだら模様のある大型でとても美しいチョウだ。 このチョウは非常に長い距離を飛ぶことで有名で、質問にある100 […]
2020-10-27
カイコはどうやって糸をつくっているの?
クワの葉を消化・吸収して絹糸につくり替えている カイコの幼虫は蛹になる際に頑丈な繭をつくるのだけど、その繭から取られた糸が絹糸(シルク)だ。 絹糸はフィブロインという名前のタンパク質からできていて、フィブロインは幼虫の体の中にある絹糸腺という細長い管 […]
2020-10-27
なぜ昆虫のからだに模様があるの?
危険をアピールしたり、身を守るための 模様になっていることが多い 昆虫の色や模様ってとても変化に富んでいるよね。特に、日中活動する昆虫によく目立つ色や模様をした種類が多いんだけれど、これらの虫はほかのだれかに見られるためにそのような姿をしていると考え […]
2020-10-27
同じ種類のアリは、どうやって仲間を見分けているのですか?
アリは嗅覚で仲間かどうかを見分けている 童謡「おつかいありさん」にもあるように、アリとアリが触角を使ってお互いに「ちょんちょん」と触れ合う姿を目にすることがあるね。昆虫の触角はいろいろな臭いを感じることができる優れたセンサーで、アリは触角で触ることで […]
2020-10-27
アリは目が見えないって本当ですか?どうやって巣まで帰ってるんですか?
たくさんの小さなアリが長い行列になって歩いているところを、だれでも見たことがあるよね。 アリがこのように行列になって巣に帰るときには、匂い(道しるべフェロモンと呼ばれているよ)を目印にしていることがよく知られている。 まず、1匹のアリが食べ物を見つけ […]
2020-10-27
アゲハチョウがミカンの木に卵を産むのはなぜ?またそれがミカンの木とどのように判断しているの?
脚先で味を調べて見分ける チョウの幼虫は種類ごとに、食べる植物が決まっているね。例えば、モンシロチョウの幼虫はキャベツの葉を食べるし、アゲハチョウの幼虫はミカンの葉を食べる。そして、お母さんチョウは自分の子供達が食べることのできる植物をちゃんと知って […]
2020-10-27
虫が光に集まってくるのはなぜ?
月明かりと勘違いして灯りに対して一定の角度で飛ぼうとしているため 夏の夜、コンビニや自動販売機の灯りにたくさんの虫が集まっているのをだれでも見たことがあると思う。光に集まってきたということは、こういう虫たちは明るいところが好きなのかな? でもよく見る […]
2020-10-27
サナギの中ってどうなっているんですか?どろどろのクリームですか?
できたての柔らかい器官が詰まっている チョウなどの完全変態昆虫では、幼虫と成虫の体つきが全く別の生き物かと思えるほど違っているけれど、サナギはそのような大変身をするための準備の時期だ。サナギはじっとして動かないけれど、厚い殻の中では体の中身をすごい勢 […]
2020-10-27
完全変態する昆虫は、なんであんなにまったく別の虫のように体を変えることができるのですか?
蛹の中で体を壊したりつくり変えたりして大変身! バッタなどの不完全変態昆虫では幼虫と成虫がよく似た姿をしているけれど、チョウやカブトムシなどの完全変態昆虫では、幼虫と成虫の姿がまったく別の生き物かと思えるほど違っているね。完全変態昆虫は、蛹の時期があ […]
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