micro:bitを使った実験を行うときには、Scratchの拡張機能
「Microbit More」の専用サイトでプログラムをします。micro:bitとMicrobit Moreが通信できるようにするためには、パソコンに「Scratch Link」というアプリケーションをインストールする必要があります(『Scratchで科学実験』93~94ページ)。
Scratch Linkについては、2022年2月に最新バージョン(1.3.82.0)がリリースされています。古いバージョンではWindowsやmacで動かない不具合がありますので、最新バージョンへの更新をお願いいたします。最新バージョンは下のURLよりダウンロードができます。
https://scratch.mit.edu/microbit
なお、Microbit MoreをGoogle Chrome(バージョン63以降)もしくはMicrosoft Edge(バージョン77以降)で開いた場合は、ブラウザー内蔵のBluetooth通信機能を使うので、「Scratch Link」が動かなくてもmicro:bitとの通信ができます。
また、Chrome OS/Android版のScratchアプリでは、Scratch Linkに相当する機能が組み込まれているため、Scratch Linkを使用しなくてもmicro:bitとの通信ができます。
なお、Scratch LinkがmacOS Monterey(12.2)で動かないという不具合も起こっています(2022年2月現在)。この問題は、上記の問題が解決しても、解消しませんので、macでMicrobit Moreを使用する場合は、macOS Big Sur(11.6.2)以前のバージョンでご利用ください。
なお、M1チップ搭載のmacをご利用の方は、Scratch Linkの代わりに、Scrubを使うこともできます。ご利用のmacをお確かめの上、お試しください。