本書では、実験を行って、その結果をScratchで観測します。得られたデータは、Scratchのリストに入っています。
Scratchのリストの数値データをファイルとして書き出すことで、他のアプリでも使うことができます。Ecxelなどのスプレッドシートで読み込めばグラフにすることができるので、自由研究のまとめを行うときなどに便利です。
その方法を紹介します。
まず、ファイルに書き出したいリストをステージに表示しておく。
次に、ステージのリストの上で右ボタンメニューを出して(P156「右ボタンメニューの出し方は?」を参照)「書き出し」を選ぼう。
書き出したファイルをExcelなどのスプレッドシートアプリで開くと、リストの1項目が1セルになった縦に一列の表として読み込まれる。
あとは、Excelの機能を使って、数値データをグラフにしたりしてみよう。