解答
c.水泳のタッチ板(電子式自動審判装置)
解説
1960年ローマオリンピックの水泳競技・男子100m自由形決勝で、アメリカとオーストラリアの選手がほぼ同時にフィニッシュ! 審判の目視での1位判定をめぐり大騒動が巻き起こった。そこで次の東京オリンピック(1964年)では、初めてプールの両端にタッチ版(電子式自動審判装置)が設置され、正確な着順判定が行われるようになった。タッチ板の表面には水の圧力をとらえる小さな穴があり、選手が触れると瞬時にタイムが記録表示されるしくみ。
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1964年8月号では、東京オリンピックでどのような機械が使われるのかを紹介している。ここでは、クイズの解答である、「自動着順判定装置」について紹介している部分をピックアップ。どんなしくみで判定するのかも解説しているよ。