解答
c.キン
解説
2003年10月、新潟県佐渡トキ保護センターで飼育されていた最後の日本産トキ「キン」(メス)が死んだ。保護センターでの人工飼育は世界最長の35年7カ月に及んだが、これで国産種のトキは絶滅した。国内でのトキの人工繁殖は、中国から贈られたペアのトキによって1999年に初めて成功。2012年以降は佐渡で放鳥したトキの繁殖に成功し、現在は野生復帰が進んでいる。環境省は2023年の佐渡の野生下トキの生息数は532羽と発表した。
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2004年3月号では、「キン」が亡くなったことに関連して、トキについて紹介している。トキはどんな鳥なのか、保護の歴史などを知ることができるよ。