解答
b.ニホニウム
解説
2016年11月、理化学研究所が発見した113番目の新元素が「ニホニウム(Nh)」と命名された。ニホニウムは人工的につくられた元素で、原子番号30の亜鉛と原子番号83のビスマスの原子核同士を衝突させ、113個の陽子をもつ原子核が合成された。113番元素をつくる実験は理研の大型線形加速器で575日かけて行われ、亜鉛とビスマスの衝突回数はおよそ400兆回。そこで検出された113番元素はわずか3個で、生成確率は100兆分の1以下だ。
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2016年8月号のコカトピで、113番元素の名称案についての発表を取り上げているよ。記事掲載の時点では案だったけど、そのあとに正式決定して、今では元素周期表にも載っているよ。