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このページでは、かまきりちゃんさんが考えた謎解き作品の正解を発表! まだ問題に挑戦していない人は、こちらで問題を解いてから答えと解説を見よう。
問題
あなたは気が付いたら机と棚が二つある部屋にいました。
何だろうと思って出ようとすると戸に鍵がかかっていました。
棚にA、もう一方の棚にBと書いてありました。つまらないから棚の戸を開けてみると、形の違う鍵が10個ほどありました。もうひとつの棚も同じような状態でした。この中のどれかが本当の鍵のようです。
机の上には何か書かれた紙が置かれていました。これはなぞを解く鍵のようです。
正解 Aの棚 左から2番目の鍵
【かまきりちゃんさんの解説】
1つ目のメモの解説です。この次からというのは「こ」の次からということです。つまり「こ」以前の文字は無関係ということです。ひとつだけというのは、「ひ」と「つ」だけという意味です。なので答えはAの棚ということになります。
2つ目のメモは、形を当てはめていき、出来上がる文字が「2ばんめ」となります。
【審査員・東田大志先生より】
ストーリーのある謎だ。「知らない部屋に閉じ込められた」という状況を想像すると、同じ謎を解くのでもドキドキするよね。謎の答えもストーリーに合ったものになっているぞ。
脱出ゲームではこの謎のようにストーリーが付いていることも多い。物語の登場人物になりきって謎を解くのも脱出ゲームの醍醐味なのだ。
この謎を解くポイントは、問題文をよく読むこと。普通に読むとどこか違和感があることに気づけただろうか。
「次の」と「このつぎ」が同じ文に入っていたり、何をひとつだけぬくのか書いていなかったりするぞ。これを意味の通る文にするためにはどうすればいいかを考える必要があったのだ。「このつぎ」を(ひらがなの)「こ」の次、「ひとつ」を(ひらがなの)「ひ」と(ひらがなの)「つ」と考えることで謎が解ける。意味不明に見えた文章が、これで読めるようになったぞ。
答えには関係ない部分の文章もユニークだね。ストーリーもあわせて、作者の遊び心が伝わってくる謎だ。
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