超極細繊維が汚れを取り込むから
指紋などの皮脂汚れは1~2μmの厚さです。これに対して普通の布の繊維はおよそ15μmの太さがあるので、普通の布だと繊維が太すぎて汚れを完全に拭き取ることはできません。一方で、メガネ拭きに使われている超極細繊維はおよそ2~6μmの太さなので汚れの中に入り込むことができます。汚れを掻き取り、そのカケラを糸と糸の間にある「ミクロポケット」と呼ばれるすき間に取り込んでしまいます。そのため、メガネによく付着する指紋などの汚れをきれいに拭き取ることができるのです。
また、「ミクロポケット」に汚れを取り込むため、布の表面に汚れが残りません。これにより、一度拭きとった汚れが他の場所につくことも防いでいるのです。
(東レ株式会社)