NTTドコモ主催のプログラミングコンテスト「第2回 ドコモ未来ラボ」最終審査会・表彰式が開催!

NTTドコモ主催のプログラミングコンテスト「第2回 ドコモ未来ラボ」では、全国の3歳から中学生までを対象に「未来の新発明」をテーマにしたプログラミング作品を募集。応募総数2000通以上の中から賞に選ばれたのは一体どんな作品!?

 3月22日(土)、docomo R&D OPEN LAB ODAIBAを会場に「第2回 ドコモ未来ラボ」最終審査会・表彰式が開催された。全国から最終審査対象に選ばれのは16名だ。

 最終審査会では、審査対象者と審査員による質疑応答が行われたよ。錚々たる審査員のメンバーは、石戸奈々子さん(慶應義塾大学教授/CANVAS理事長)、西村真里子さん(株式会社HEART CATCH代表取締役・プロデューサー/武蔵野美術大学 客員教授)、原田康徳さん(プログラミング言語 ビスケット開発者/コンピュータのはかせ)、寛司久人さん(株式会社NTTドコモ ブランドコミュニケーション部長)の4名。参加者はそれぞれ自らステージに立ち、自分の作品の魅力や独自の発想、プログラミングへの想いを力強くプレゼンテーションしたよ。

 表彰式では、グランプリ、各部門の最優秀賞、発想力賞、表現力賞、未来力賞が発表された。今回のグランプリに輝いたのは、未就学児童の部の最優秀賞に選ばれた鷹 迅さんの「みらいのまほうどうぶつえん」。使用言語はStrech3で、名前を呼ぶと動物の絵が現れて、人の動きに合わせて一緒に動くというもの。声と動きで操作できるので、小さいな子供でも遊べるようになっている。

ステージ上で発表する高鷹 迅さん

 小学校1~3年生の部の最優秀賞は、池田裕樹さんの「花火で花をいっぱい咲かせよう」。使用言語はViscuit。テレビで戦争が起こっていることを知り、少しでもみんなが笑顔になれるようにと構想した作品だ。ボタンを押すと花火が上がり、花火は雨になって水のない荒れた土地に降ってきれいな花をいっぱい咲かせるようになっている。

ステージ上で発表する池田裕樹さん

 小学校4~6年生の部で最優秀賞に選ばれたのは、根岸 暖さんの「旅するフローティングハウス」。使用言語はRobloxで、海の上で自給自足できるフローティングハウスとワールドを制作。

ステージ上で発表する根岸 暖さん

 中学生の部の最優秀賞は、若狭裕人さんの「アルファベット列で作曲するアプリ」。HTML、JavaScript、CSSを駆使してつくられたアプリで、アルファベット列を音列に変換して、音として出力する。音色や調などを選択することによって、作曲を楽しむことも。

ステージ上で発表する若狭裕人さん

 みんなはどの作品が気になったかな? プログラミングが好きな人も、これからやってみたいと思っている人も、ぜひ自分らしい作品づくりに挑戦してみてね!

「ドコモ未来ラボ」公式サイト
https://docomo-mirai.tda.docomo.ne.jp/lab/

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