地域市民の協力を求ム!「タンポポ調査・2025 高知県」に参加してみよう【2月1日(土)~5月31日(土)】

高知県に住んでいるみんなにお知らせ! 高知県では、この2月~5月にかけて「タンポポ調査・2025 高知県」を実施中。もともと日本に生育している「在来タンポポ」と外国からやってきた「外来タンポポ」の分布の割合から地域の自然度を調べるよ。市民参加型の環境調査だから、興味がある人はぜひ参加してみてね。

 タンポポ調査に参加するには、まず花の咲いたタンポポを見つけよう。家の周りや散歩の途中などでタンポポはないかいつもより気を付けて観察してみて(朝早くや雨の日は、タンポポは咲いていないので注意)。また、その際はケガをしないように気を付けよう。

 タンポポの特徴は、①茎の先端に花はひとつだけつくこと、②茎の途中に葉がついていない、③葉は地面にくっついて放射状に広がっていること。

カンサイタンポポ(在来タンポポ)
シロバナタンポポ(在来タンポポ)
セイヨウタンポポ(外来タンポポ)

 タンポポと似ている植物もあるから気を付けよう。

タンポポに似た植物 オオジシバリ
タンポポに似た植物 ブタナ

 タンポポを見つけたら、調べた日、場所、その環境など調査用紙に記入するよ。花の形は横から見て、総苞(花のつけ根の緑色の部分)の下部分(外片)の反り具合を記録してね。

 最後にティッシュペーパーと封筒を用意し、花と種(実)を採集しよう。花粉がある若い花を選んで採集し、同じ株に種があればそれも採集してね。

 規定の調査用紙や事務局への送り方などの詳細については、高知県立牧野植物園のサイトの案内をチェックしよう。

タンポポ調査・2025高知県
https://makinodatabase.jp/surveyteam/

※画像はすべて高知県立牧野植物園提供

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