全国の中高生がRuby言語(Ruby on Rails、mrubyも含む)でつくった作品を応募して、技術力や企画力を競うコンテスト「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト in Mitaka」の最終審査会が2024年11月30日(土)に開催された。
審査員の前でプレゼンテーション
応募総数137件のうち、最終審査に残った9作品(ゲーム部門4作品、Webアプリ・IoT部門5作品)について、発表者によるプレゼンテーションと質疑応答が行われた。それをふまえた審査員のみなさんによる最終審査の結果、ゲーム部門は「Robot hunting」(愛媛県立松山工業高等学校 山室優雅さん)、Webアプリ・IoT部門は「EmoTrack」(西原実咲さん)が受賞したよ。
最優秀賞の作品を紹介!
ゲーム部門、Webアプリ・IoT部門で最優秀賞となった2つの作品を紹介しよう。
ゲーム部門最優秀賞「Robot hunting」(愛媛県立松山工業高等学校 山室優雅さん)
作品の内容
スーパーファミコン時代を彷彿とさせる高難易度の横スクロールアクションゲーム。プレイヤーは兵士になり、敵を倒しながら進む、ステージの終盤では「ボス」線もある。
審査員からのコメント
「ゲームのデザイン、キャラクター、背景、アクションに関する演出などとてもくふうされていて、細かい点まで制作しています。ゲームの完成度も高く、大変すばらしいです」
Webアプリ・IoT部門最優秀賞「EmoTrack」(西原実咲さん)
作品の内容
声の解析結果をもとにストレス値をグラフ化して、気分の波を可視化する。ストレスレベルを評価し、その結果に基づいて音楽を推薦するヘルスケアアプリ。推薦された音楽を聴くことでリラックスできる。
審査員からのコメント
「見えないものの可視化、それに対する対応策も提案するなど、サービスとして素晴らしい内容になっていました」
最終審査会のの様子は、「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト」の公式YouTubeチャンネルでも公開されているよ。それぞれの作品のプレゼンテーションなどが見られるので、プログラミングに興味のある人はぜひ見てみてね。
文