東京大学で行われているゼミから始まった「つながるかたち展」。2021年以降毎年開催されており、今年は東京都の科学技術館を会場として、10月5日(土)から10月27日(日)まで展示が行われる。今回は「かたち」に実際に触れることができる体験コーナーも。ぜひ足を運んでみてね!
菱形や正三角形などのかたちをつなげていくと、平面にひろがる美しい紋様が生まれます。多面体をつなげていくと三次元的な構造が生まれます。美術家の野老朝雄
はこのような原理を「個と群」と呼び、多くの作品を作り出してきました。
この「個と群」の原理は、蜂の巣や、動物の体の縞模様、ウィルスの殻、鉱物の結晶など、自然の中にも見つけることができます。さらに、建物や橋などの軽くて強い構造物や、籠編み、編み物、織物、折紙、切紙など伝統的な工芸・遊びにもこのような原理が応用されています。
東京大学の舘知宏研究室では、野老と大学生とともに「個と群」の原理からさまざまなかたちを生み出してきました。「つながるかたち展」では、柔らかかったり堅かったり、光を反射したり透過したり、折り畳めたり拡がったり、集まったりばらばらになったりと、ユニークな機能をもつかたちを見て触って体験できます。これらのかたちから、新しいテクノロジーを生み出すのはあなたかもしれません。
イベント名 | CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展04 |
会期 | 2024年10月5日(土)~10月27日(日) |
会場 | 科学技術館 5階C室特設会場 |
住所 | 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 |
開館時間 | 9時30分~16時50分(入館は16時まで) |
休館日 | 毎週水曜日 |
入館料 | 子供(4歳以上)/ 500円、中学生・高校生/ 600円、65歳以上 /850円、大人 /950円 |
公式サイト | https://www.jsf.or.jp/event/ca04 https://sites.google.com/view/connecting-artifacts/04 |