神奈川県の大船フラワーセンターにて、ヒョウタンの楽器としての魅力を知ることができる「ヒョウタン展~楽器の原点~世界のヒョウタン楽器と装飾」が開催されるよ。
展示されるヒョウタン楽器は、40か国・地域から収集された百数十点。『子供の科学』の連載「世界の不思議な植物」でもおなじみ、湯浅浩史先生のコレクションだ。
乾いたヒョウタンは空洞で、果皮はかたく、響きがよい。さらに内側はやわらかい繊維でおおわれ、雑音を吸収し、音がまろやかになる。そのため、楽器の素材として適し、世界各地の民族楽器に使われているのだ。楽器の原点といってもいいかもしれない。
弦楽器の仲間であるンベットやビリンバウ、体鳴楽器の仲間であるイプやヤヴァ、膜鳴楽器の仲間であるベンドレ、気鳴楽器の仲間であるテーナや笙など、貴重な展示の数々をぜひ会場で見てみてみよう。
イベント名 | 「ヒョウタン展~楽器の原点~世界のヒョウタン楽器と装飾」 |
会期 | 2024年9月6日(土)~10月1日(火) |
開催時間 | 9時~16時30分(最終日は16時まで) |
観覧料 | 無料(但し、別途入園料) |
会場 | 日比谷花壇大船フラワーセンター 本館2階フラワーホール・フラワールーム |
住所 | 〒247-0072 神奈川県鎌倉市岡本1018 |
協力 | 進化生物学研究所理事長・所長 湯浅浩史 全日本愛瓢会会員 小菅孝一 |
公式サイト | https://www.fcofuna-kanagawa.jp/ |