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文/白鳥 敬
ロボットの表情はまだぎこちない
ロボットは用途に応じて様々な姿をしています。いかにも機械といったものもあれば、人間の見た目に似せた「ヒューマノイド」と呼ばれる人型ロボットもあります。現在の人型ロボットはかなり豊かな表情を見せることができるようになってきていますが、まだまだ不自然です。というのも皮膚が主にシリコンゴムでできているため、人間そっくりというわけにはいかないのです。
そこで登場したのが、人間の皮膚をもとに人工的につくられた培養皮膚組織でできたロボットです。東京大学大学院らの研究グループは、人の皮膚から作られた培養皮膚を利用した、生きた皮膚を持つ顔型のロボットを開発しました。
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