コカネットでは、2023年10月号の「プラネタリウムのいま・むかし」でも紹介した、プラネタリウム100周年と、『子供の科学』99周年を記念した特別企画として、移動プラネタリウムによるイベントをプレゼントする企画を行いました。
多数の応募をいただきましたこの企画によるイベントが、2024年2月3日に種子島にある南種子町立平山小学校で開催されました!
なんと、平山小学校は2024年で創立150周年とのことで、プラネタリウム100周年、『子供の科学』99周年と合わせた記念イベントとなりました。
上映回数は全部で8回(1回の定員は30名)。参加者は全部で220名。平山小学校の全校児童は20名なのですが、他の小学校や学童クラブなどからもたくさんの方の参加がありました。
プラネタリウムの上映内容は、
・イベント開催日の2024年2月3日と、平山小学校が開校した1874年4月5日の星空
・2024年1月20日にJAXAの小型月着陸実証機SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) が着陸した月面に行き、その場所での太陽の動き方、月から見た地球
など、盛りだくさんでした。それ以外にも、会場で展示した隕石に触ることができたり、SLIMに搭載されて月面に行き、着地したSLIMの撮影に成功した変形型月面ロボット「SORA-Q」の1/1スケールモデル「SORA-Q Flagship Model」の操作体験ができました。『子供の科学』のバックナンバーが読めるコーナーもありました!
イベント後には、参加してくれたみなさんが感想を書いてくれて、まとめたものもいただきました!
「私は初めてプラネタリウムを見ました。とてもすごかったです。四年生で習った星が色いろあってびっくりしました。150年前の星の場所がちがくておどろきました。今日の星空をながめてみたいです」
「スリムから見た地球がとてもきれいで、感動しました!! ありがとうございました」
「ぼくはプラネタリウムを見てみて、とても不思ぎに感じました。タイムリープもしてみておもしろかったです」
「今日学んだことをいかして、ぼくは天体観測ぼうえんきょうをもっているので、家でじっくり観察したいです」
「うちゅうにはまだ知らないことがたくさんあるんだなと思いました。」
この他、たくさんの感想をいただきました。編集部で読んで、とても感激しています。今回のイベントが、参加してくれたみなさんにとって、天文や宇宙などにもっと興味を持ってもらえるきっかけになったらうれしいなと思います。
今回のイベントのレポートは、プレゼントに当選し、移動プラネタリウムのイベントを開催してくださった光田笑香さんと、ご協力いただいた南種子町立平山小学校のみなさん、イベントの運営に協力いただいた星空のオフィスCUEさんにご協力いただきました。ありがとうございました!
文