見えないものを見てみたい!「科学の眼で見る美ら海の生き物展」【4/2(火)~5/6(月)、沖縄県】

2024年4月2日(火)から5月6日(月・休)まで、沖縄県立博物館・美術館にて、“可視化”をテーマに、美ら海の生き物たちに特殊撮影で迫る展示が開催されるよ。海の生き物たちの知られざる一面に驚かされること間違いなし!

 見えないものを見てみたい。そんな人間の好奇心によって生み出された、さまざまな「科学の眼」。CTスキャナーや電子顕微鏡、水中エコーなど、先進の映像化技術を駆使して、美ら海の生き物たちの隠れた一面を覗いてみよう。

カマストガリザメ(CTスキャナーによる撮影)。CTスキャナーは人間用の医療用機器としてよく使われているが、沖縄美ら海水族館では海洋生物の健康管理や調査研究のために活用している。
「SEM」と呼ばれる電子顕微鏡で撮影された、ジンベエザメのうろこ。表面の凹凸がよく表現されている。

 会場では、特殊撮影による肉眼を超えた映像の数々を、写真展形式で紹介していくよ。撮影者の工夫やこだわりが詰まった渾身の1枚にきっと目が釘付けになるはず。

青い光をあてると蛍光するバラハナダイ。青い光しか届かない深い海の底には、一体どんな風景が広がっているんだろう。

 また、実際に撮影で使われた機器や小型潜水機(ROV)も会場に登場! 見えないものを見るために一体どんなテクノロジーが使われているのか、どんなふうに撮影するのか、写真の裏側にもぜひ注目してみて。

数々の新種生物を発見してきた小型潜水機(ROV)。
CTスキャナーによる撮影風景。

 海の生き物や写真が好きな人、将来は研究者になりたいと思っている人には特におすすめだよ。春休みやゴールデンウィークにぜひ足を運んでみてね。

 

イベント名「科学の眼で見る美ら海の生き物展」
会期2024年4月2日(火)~5月6日(月)
会場沖縄県立博物館・美術館 博物館企画展示室
住所沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
開館時間9時~18時 (金・土は20時まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日毎週月曜日、4/30(火)※ただし、4/29(月)、5/6(月)は開館
観覧料無料
問い合わせ098-941-8200
主催一般財団法人沖縄美ら島財団
公式サイトhttps://okimu.jp/exhibition/scientificeyes/

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