【コカトピ!】VRでチェアスキーの練習ができる装置ができた!

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文/白鳥 敬

練習が難しいパラスポーツ競技

 チェアスキーとは、パラスポーツ競技の1つで、下半身に障がいのある人がスキーのついた椅子に腰かけて滑るスポーツです。このスポーツは雪が降っているときにしかできないうえ、費用もかかり、誰かの補助も必要です。初心者が1人で始めるには練習が難しい競技といえるでしょう。このたび、金沢工業大学のクラスター研究室の成果報告会で、そんなチェアスキーの練習ができるVR型シミュレーターが公開されました。

 開発したのは、同大機械工学科4年の小枝瞭介さんとロボティクス学科4年の田村善伸さんです。同じプロジェクトメンバーのチェアスキー経験者であるメディア情報学科1年の網矢桃子さんからアドバイスをもらうことで、ハード面、ソフト面の両方からより実体験に近いシミュレーターが作られました。

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