一般社団法人コンピューターエンターテインメント協会が主催する「東京ゲームショウ2023」が、9月21日から24日までの4日間、千葉・幕張メッセにてリアル開催されました。来場者数はなんと24万3238名! 「ゲームが動く、世界が変わる。」をテーマに4年ぶりに幕張メッセ全館を利用しての開催となり、過去最多となる44か国・地域から787の企業・団体が出展し、会場はものすごい熱気に包まれていました!
今回は子供の科学読者、コカネットユーザーのみなさんに馴染みのあるブースを中心に、編集部ツッティーが9月24日に取材した様子をレポート。
clusterのメタバースゲームをVRで試遊!
まずはコカネットで「メタバースに自分の世界をつくろう ―子供の科学のclusterワールドクラフト&Unityワールド制作入門」を連載しているメタバースプラットフォーム「cluster」のブース。
clusterブースでは、国内自動車メーカー8社が開発に参画したというメタバースゲーム「爆創クラブ」を体験しました。
このゲームはメタバース空間で、本当にある車種に乗って、現実ではできない勝手気ままに、自由に走り回れる「爆走」要素だけでなく、ワールド上にあるさまざまなパーツを集めて、オリジナルのクルマを創り上げるクリエイティブな要素があり、それを掛け合わせて「爆創」とネーミングされています。さっそくVRゴーグルをつけて試遊。
傍目から見た動画ではなかなか伝わらないですが、ツッティー的にはめちゃくちゃ臨場感があるVR体験でした!
さらにclusterブースのステージイベントでは、人気のストリーマー(ゲーム配信者)が続々登場!
こちらはYouTubeチャンネル「トナカイト(ヘンディー)Gameです」のトナカイトさんと、アーティストとして活躍する山本彩さんが登壇。来場者もまじえてclusterのメタバースゲームで遊びました。
Scratchゲームづくりのワークショップでおなじみアソビズムの新作!
インディーズゲームエリアに移動して、書籍『ゲームを改造しながら学ぶScratchプログラミングドリル』の著者で、「Scratchゲームクリエイターワークショップ」などのイベントで講師をつとめる未来工作ゼミの運営もするアソビズムのブースを訪問!
大人気発売中の「ビビッドナイト」に加え、アソビズムが新しく開発したSteam向け完全オリジナル最新作3本「シェイプヒーロー・ファクトリー」、「ビビッドワールド」、「リブ・ハード、ダイ・ハード」が試遊できました! 最新作3本はいずれも2024年に発売予定ということで超楽しみ! ツッティーは「シェイプヒーロー・ファクトリー」が気になりましたー。
こんなおもしろいゲームをつくっちゃうアソビズムさんが手がける書籍の第2弾『キャラを強くしながら学ぶ Scratchプログラミングドリル』は11月に発売予定! 本業の新作ゲーム開発の最中に、この本向けにオリジナルのScratchゲームも開発していただきました。ゲーム好きは絶対に買いですよ☆
ファミリーゲームパークではプログラミング教室も!
今回の東京ゲームショウでは、中学生以下の子供たちとその家族のための「ファミリーゲームパーク」が設置され、子供たちもほのぼのとした雰囲気で最新ゲームを試遊できました。
ファミリーゲームパークでは、さまざまな体験ができる子供向けイベントも開催。
職業体験コーナーでは、ゲーム制作の中の1つとして、モーションキャプチャーの技術を使いながらキャラクターのアフレコを体験していました。
人気だったのが、micro:bitをScratchでプログラミングして、ゲームコントローラーをつくるワークショップ。
この他にも1日ではとても回り切れない展示の数々!
ゲーム好きのツッティーは1日遊び尽くしちゃいました。今年行けなかった人は来年ぜひ訪れてみてくださいね。
文