2011年3月11日に起こった東日本大震災から12年。当時の記憶と経験を未来へつなぐことを目的とした「せんだい3.11メモリアル交流館」では、企画展「私がここで暮らしていくための科学~『黒い壁』の正体」を開催中。この企画展は、オンラインでも見ることができるようになっているから、ぜひたくさんの人に見てほしい。
企画展「私がここで暮らしていくための科学~『黒い壁』の正体」では、地震や津波といった自然現象、それによって引き起こされる災害について、「地震」、「津波」、「予測」、「警報」、「科学」、「伝承」という6つのテーマからアプローチし、科学的な視点から回答しています。
企画展のタイトルに入っている「黒い壁」という言葉。東日本大震災で津波を見た人々は、「黒い壁のようだった」と表現しています。どうして津波が「黒い壁」のように見えたのでしょうか? 津波のしくみや性質を理解することで、この表現がより身に迫ったものとして感じられるでしょう。
日本は4枚のプレートの上に位置しており、地震が起こりやすい場所です。この場所で生きて暮らしていく上で、過去の災害の記憶や体験は、未来への備えになります。オンライン展示なら全国どこからでも気軽に見ることができるので、あのとき何が起こったのか、何を教訓にできるのかをぜひこの機会に振り返ってみましょう。
イベント名 | 企画展「私がここで暮らしていくための科学~『黒い壁』の正体」 |
会期 | 会場/2022年11月15日(火)~2023年3月14日(火) オンライン/2023年2月24日(金)~ (会場の展示終了後も、オンライン展示は継続予定) |
会場 | せんだい3.11メモリアル交流館/オンライン |
住所 | 宮城県仙台市若林区荒井字沓形85-4 |
開館時間 | 10時~17時 |
休館日 | 毎週⽉曜⽇(祝⽇の場合はその翌日)、祝日の翌日(土・日・祝日を除く)、年末年始(12月29日~1月4日) |
入場料 | 無料 |
問い合わせ | 022-390-9022 |
公式サイト | 会場企画展 https://sendai311-memorial.jp/feature/kagakuten_kuroikabe/ オンライン https://sendai311-memorial.jp/event/uttzs_kuroikabe/ |