少年のころから北の自然に憧れ、極北の大地アラスカに生きた写真家・星野道夫(1952-1996年)。随筆家としても人気で、国語の教科書で触れたことがあるという子もいるんじゃないかな? 彼が20年以上かけて撮影した写真を集めた展覧会が東京都写真美術館で開催中だ。
星野道夫「悠久の時を旅する」では、20歳のとき初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島での写真まで、たくさんの写真が貴重な資料とともに展示されている。極北の自然、そこで暮らす野生動物や人々。その迫力をぜひ会場で味わってほしい。
また、2022年5月にアラスカの自宅から発見されたパノラマカメラと、中に残されていたフィルムを現像してパネル化した作品も展示される。25年以上の歳月を経て発見された貴重な資料だ。
将来、自然や生き物に関わる仕事をしたい人、写真を撮影するのが好きな人、旅をしてみたいと思っている人にはぜひ、この機会に星野道夫の軌跡を辿ってみてほしい。
イベント名 | 星野道夫「悠久の時を旅する」 |
会期 | 2022年11月19日(土)~2023年1月22日(日) |
会場 | 東京都写真美術館 地下1階展⽰室 |
住所 | 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
開館時間 | 10時~18時 ※木・金は20時まで開館。入場は閉館時刻の30分前まで。 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/29、1/1、1/4)※12/28、1/2、1/3は臨時開館 |
観覧料 | 小学生以下/無料、中高生・65歳以上/800円、一般/1000円 |
問い合わせ | クレヴィス 03-6427-2806 |
公式サイト | https://crevis.co.jp/exhibitions/03/ |
そのほか | 会場混雑時には⼊場制限を行う場合があるため、事前の「オンラインによる⽇時指定予約」をしての来場を推奨。事前予約は下記URLから。 https://topmuseum.jp/ |