東京の国立科学博物館では、特別展 「毒」が開催中。実はこのテーマで科博で展示が行われるのは、今回が初めて。いろいろなジャンルの研究者の叡智を集めた、科博ならではの展示内容になっているぞ。見どころの一部を紹介するよ!
特別展「毒」では、動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げで解説。
毒とは何か、毒は人間や生物にどう作用するのかという基本から始まり、多種多様な毒を一挙に紹介。巨大模型や標本などで、わかりやすく展示されている。
そのほか、毒と進化の関係についてや、毒と人間の関わりについても、詳しく解説されている。毒が進化の原動力になった例や、人間による毒の利用や研究の歴史など、興味深い話がたくさん。
スイスの医学者であり、化学者・錬金術師でもあったパラケルスス(1493-1541)が残した言葉に「あらゆる物質は毒である。毒になるかクスリになるかは、用量によるのだ」というものがある。毒という存在は一筋縄ではいかない。特別展「毒」で、その危険で奥深い魅力にどっぷりハマろう。
イベント名 | 特別展「毒」 |
会期 | 2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日) |
会場 | 国立科学博物館 |
住所 | 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 |
開館時間 | 9時~17時 ※入場は閉館時刻の30分前まで |
休館日 | 月曜日、12月28日(水)~1月1日(日・祝)、1月10日(火) ※ただし、1月2日(月・休)、9日(月・祝)、2月13日(月)は開館 |
入場料 | 小中高生/600円、一般・大学生/2000円 ※入場方法の詳細は公式サイトをご確認ください。 |
問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
公式サイト | https://www.dokuten.jp/ |