毎週金曜日更新●連載《偉人さん、いらっしゃ~い‼》第33回 湯川秀樹

偉人
いじん
さん、いらっしゃ~い‼》へようこそ。毎回、すてきな偉人さんをゲストに楽しいトークをお
とど
けします。今回のゲストは、「中間子論
ちゅうかんしろん
」で日本人初のノーベル物理学賞を受賞した素粒子
そりゅうし
研究のパイオニア、湯川秀樹
ゆかわひでき博士
はくし
だ。少年時代のエピソードや物理学を
こころざ
したきっかけ、アインシュタイン博士の思い出なんかも聞いちゃうぞ!

湯川秀樹博士、いらっしゃ~い‼

湯川秀樹(1907-1981年)。東京生まれ。翌年
よくねん
に京都に引っ
す。19
さい
で京都帝国
ていこく
大学(現在
げんざい
の京都大学)理学部物理学科に入学。28歳のとき、「中間子論」の最初
さいしょ
研究論文
けんきゅうろんぶん
を発表。42歳で、中間子の研究でノーベル物理学賞を受賞。74歳で、急性心不全
きゅうせいしんふぜん
のため
死去。

─子供のころはどんな性格でしたか?

 口数が少なく、はにかみ屋で、ついたニックネームは「イワン(言わん)ちゃん」。みんなと遊ぶより、一人で本を読むほうが
きでした。小中学生の時分は、トルストイやドストエフスキーを愛読
あいどく
する"文学少年"でしたね。

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