2021年5月26日の満月は、今年の中で月が最も地球に近づき、大きく見える「スーパームーン」です。月は地球の周りをだ円の軌道で回っているため、見かけの大きさは周期的に変化します。1年のうちで地球に一番近づき、大きく見える満月のことをスーパームーンと呼んでいます。
そのスーパームーンが東の空から昇るころ、月食が発生します。地球の影に月が隠れることで、「食」が起こります。そして、地球の影に月が完全に隠れる「皆既月食」となると、「赤銅色」の月が観測できます。皆既月食が見られるのは2018年以来3年ぶりです。
さらに、「スーパームーン皆既月食」が次に見られるのは、12年後の2033年。今日は絶対に観察したいですね!
皆既月食は何時に見られる?
月食は日本中で見ることができます。東京では、18時44分に部分食が始まり、皆既食が始まるのが20時09分。20時28分には皆既食が終わります。皆既になっている時間が短いので、時刻をよく確認して観察しましょう!
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