5月10日発売、6月号の特集は「雑草」。過酷
な環境を生き抜く植物たちの“大作戦”をご紹介します。きれいな写真、ゆかいなイラスト満載で、 いつもの道や公園で雑草を探したくなること間違いなし。雑草で「紙をつくる」方法も。その他、工作好きな子必見の「マブチモーター徹底解剖」にも注目! マブチモーターの開発秘話やモーターのしくみ、楽しみ方などをご紹介。さらに、「世界錯覚コンテスト2020」の優勝作品がつくれちゃう付録も!
散歩で出会える! いつもの通学路が楽しくなる!雑草たちのサバイバル大作戦
通学路や公園、街の中など、どこにでも生えている雑草。「たくましい」、「力強い」といったイメージが思い浮かぶかもしれませんが、実は、競争に弱い植物なのです。その弱い雑草が、なぜ生き残っていられるのか? そこにはきっと、過酷な環境をくぐり抜ける秘密があるはずです。そこで、雑草学の専門家であり、昆虫など身近な生き物にも詳しい静岡大学教授の稲垣栄洋先生にお話を聞きました。
工作の“ともだち”マブチモーター徹底解剖
電池をつなぐとブ~ンと回転するモーター。みなさんは使ったことがあるでしょうか? 工作ではおなじみのアイテムですが、これを使いこなせると作品のレベルがグッと上がり、つくれる種類も幅広くなります。そんな工作の“ともだち”である小型モーターは、実は身の回りの製品の中でもたくさん使われていることを知っていますか? この小型モーターがどんなしくみで動いているのか、どんな所で使われているのか、「世界一のモーターメーカー」として小型モーターをつくり続けている、マブチモーター株式会社の植西英史さんに、お話を聞きました。
とじ込み付録「ペーパークラフト立体版シュレーダーの階段図形」
「シュレーダーの階段図形」は、1つの図形なのに2つ以上の見方ができる「多義図形」。これを応用してつくったのが、「立体版シュレーダーの階段図形」です。「世界錯覚コンテスト2020」優勝作品でもあるこの作品をペーパークラフトでご紹介。型紙を使って、錯覚の不思議を体験してみてください。
はじめようジブン専用パソコン「ゴルトンボードシミュレーターで玉を落としてみよう」
板に打たれた釘
の間からたくさんの玉が落ちて、下にたまっていく「ゴルトンボード」という器具があります。これは、19世紀のイギリスの統計学者、フランシス・ゴルトンが「中心極限定理」という考えを確かめるために発明したもの。今月号は、これをコンピューターで再現して、玉がどのように落ちるのか実験してみましょう。
学校でも塾でも教えてくれない 生きる技術「野外で飲み水をつくろう!」
大災害が起きて、飲み水がなくなってしまったらあなたはどうしますか? 生命を維持するために、人間は1日最低2Lの水が必要だといわれています。食事などでとる水分も含め、3日間以上水を飲まないと生命の危機に……。今回は野外で飲み水を確保する方法を紹介。みなさんも一緒にやってみましょう!
その他にも…
●子供の科学が登場する映画!「夏への扉 -キミのいる未来へ-」三木孝浩監督インタビュー
●2時間で99.98%が不活性化!新型コロナウイルスにも効く新技術
●世界を変えた科学と実験「モーターが発電機に変身!? ゼノブ・グラムのダイナモ実験」
●ビーカーくん、レモン汁と牛乳を混ぜる!?
●宇宙人に向けて絵手紙を発信
●歯車が回って絵が動く!「からくり絵本」をつくろう
●マンガ「放課後探偵」の舞台はアフリカ!カバの謎解きにチャレンジ