笑いかけるとやってくる、「こんにちは」と話しかけると反応する、そんなAIロボットを自分で作れる解説書が登場!
小学生も簡単につくることができるロボットと、初めてでも使いやすい、Scratch3.0を改造したビジュアルプログラミング環境でプログラムをすることによって、AIロボット作りを気軽に始められます。
「小学生ロボコン」(主催:小学生ロボコン実行委員会(NHKエンタープライズ・科学技術館))でも採用されているロボット工作キット「ユカイな生きものロボットキット」とプログラミングをしたり、無線で操縦できるようにするモジュール「ココロキット」、「ココロキット+」でつくるロボットをAIを使ったプログラムで動かすことで、自分の表情や呼びかけなどに応じて反応するロボットをつくることができます。
本書内でつくるロボットは、2種類。どちらもキットの部品に身近な材料を加えることで、簡単にできるものです。紙工作などを応用して、自分だけのオリジナルロボットにすることもできます。
そのロボットを動かすAIプログラムは約10種類紹介しています。表情やしぐさ(カメラによる画像認識)、呼びかけや音楽(音声認識)などに応じてロボットが反応するもので、簡単にできるものから、表情と呼びかけを組み合わせるといった少し複雑なものまで幅広いレベルのプログラムが学べる内容となっています。
自分の手でロボットを作り、プログラミングをしていくことで「動くしくみ」を。また、AIのプログラムでは表情などを見分けるための「学習」などをコンピューターで行うことで、AIのしくみを体験を通じて学ぶことができます。
- ページ数
- 160ページ
- 価格
- 2,200円(税込)
- ISBN
- 978-4-416-52251-6
目次
Part1 ココロキット、ココロキット+でロボットをつくろう!
1 AIロボットづくりにチャレンジ!
2 ココロキット、ココロキット+の使い方
3 ココロキット、ココロキット+でロボットをつくろう
Part2 プログラミングでAIロボットに変身させよう!
4 AIを使ってみよう
5 AIロボットのしくみを知ろう
6 画像を使ったAIロボットをつくろう
7 音を使ったAIロボットをつくろう
8 ポーズを使ったAIロボットをつくろう
9 AIのトレーニングをやり直す方法
Part3 もっといろいろなAIロボットをつくろう!
10 LEDを使ったAIロボットをつくろう
11 音と画像をいっしょに使ったAIロボットをつくろう
12 ココロキットとココロキット+を同時に使ったAIロボットをつくろう
13 AIロボットと画面をいっしょに動かそう
14 トラブルシューティング