日本人は世界でも有数のペンギン好きで、飼育数約3,400羽(2014年時点)は世界一といわれています。
可愛らしい姿からも人気者の生き物ですが、その生態について詳しく知っているという人はあまりいないのではないでしょうか?
本書では、長年フィールドでペンギンと向き合ってきた著者ならではの視点で、ペンギンに関する基礎知識や研究過程でのエピソードを紹介します。
ペンギンはつがいになる相手をどのように選ぶのか? 何万羽もいる群れの中からどうやって自分の家族を探し出すのか?その答えのカギは、鳴き声によるコミュニケーションです。鳴き声に秘められた役割についても解説していきます。
そのほか、環境変動などペンギンが直面している問題なども紹介。ペンギンを通して、生物研究の楽しさや奥深さを理解してもらえるような内容となっています。
- ページ数
- 144ページ
- 価格
- 1,650円(税込)
- ISBN
- 978-4-416-11450-6
目次
はじめに
第1章 ペンギンとはどんな生き物?
コラム 巣の探し方
第2章 ペンギンの種類
コラム ペンギンの持ち方&計測時の英語
第3章 ペンギンの不思議
コラム オーネスト・シグナル
第4章 ペンギンに関する質問
コラム ポットラックパーティーには気をつけろ
第5章 地球環境とペンギン
コラム フリッパーバンド
第6章 ペンギンの調査研究
コラム あなたは無人島に何を持って行きますか?
参考文献
おわりに
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