南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ

世界のじゃがいも料理

世界のじゃがいも料理

世界でもっとも愛され、食べられている野菜といえば「じゃがいも」。
南米・アンデスで生まれたこの野菜は、新大陸発見とともにヨーロッパに渡り、アジアへと広まりました。
荒れた土地でも育ち、収穫が早く、しかも栄養が豊富。
決して派手な存在ではないけれど、ある国では主食として、そしてそれぞれの国で食卓になくてはならない食材として確固たる地位を築いています。
そんなじゃがいものルーツをたどりながら、各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介します。

日本で評判の高い各国の専門料理店のシェフや料理研究家による多彩なじゃがいもレシピを美しい写真とともに収録。
現地で欠かせない食材や調味料、またその料理のルーツや名前の由来など、背景にあるストーリーも紹介します。

現地取材も豊富。
じゃがいもの種類が300種とも4000種ともいわれる原産国ペルーでは、年に一度のじゃがいも祭りを取材。
ペルーからヨーロッパに最初にじゃがいもが渡ったとされるスペイン、ポルトガル。
じゃがいもを主食といってよいほどよく食べるポルトガルでは、市場や家庭のじゃがいも料理を取材。
また、じゃがいもで食糧難を乗り切ったアイルランドでは、じゃがいも農家取材と、パブやレストランのじゃがいもの付け合わせのスタイルなどを紹介。

すべてのじゃがいもラバーに捧ぐ、じゃがいも料理本の決定版。

※レシピの中には、風味や味に深みを出す目的で、お酒を使用しているものがあります。未成年の方がお召し上がりになる場合は、ご注意ください。

 

ページ数
224ページ
価格
3,080円(税込)
ISBN
978-4-416-61593-5

目次

じゃがいもの旅

Part1 アンデス
現地取材/ペルー 種類なんと、500 種以上! 原産地ならではの、年に1 度のじゃがいも祭り
ペルー
ペルーこぼれ話

Part2 南・西ヨーロッパ
スペイン
スペインこぼれ話
ポルトガル
現地取材/ポルトガル 干しダラとともに、ポルトガル人の国民食、街角で、家庭で、愛されるバタータ!
アイルランド
現地取材/アイルランド ポテト料理のつけ合わせにもチップス! じゃがいもはアイルランド人のソウルフード
ドイツ
ドイツこぼれ話
フランス
フランスこぼれ話
チーズとじゃがいもの話
オランダ
オランダこぼれ話
名画とじゃがいも
イタリア
ギリシャ
世界のフライドポテト

Part3 北・東ヨーロッパ
スウェーデン
北欧こぼれ話
ベラルーシ
東欧こぼれ話
チェコ・ポーランド

PART4 アフリカ
モロッコ・チュニジア
東・中部アフリカ

PART5 アジア
インド
中国
アジアこぼれ話
韓国
日本のじゃがいも
じゃがいもの主な種類
北海道のじゃがいも郷土料理

取材協力店 担当シェフ プロフィール
料理家、取材者 プロフィール
手に入りにくい食材、輸入雑貨取扱い店
索引

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