micro:bitはプログラミング教育用の小型コンピューター。2012年にイギリスで生まれ、世界中の子供たちがこのコンピューターでプログラミングを楽しんでいます!
その最大の特徴は、手のひらサイズながら光・温度・加速度・地磁気の各種センサーや無線通信などの機能が充実していること。これらの機能を活かすようなプログラムをつくれば、例えばmicro:bitをゲームや温度計、方位磁石、通信機器のように使うことができるのです。
micro:bitは、インターネットブラウザーからアクセスして使える「MakeCode for micro:bit」でプログラミングできるので、一般的なネット環境さえ整っていればすぐにでもプログラミングを体験できます。MakeCodeは、子供たちに人気のプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」に似たブロック型のプログラミング環境。MakeCodeの経験がScratchを扱うときにも活かせるだけでなく、micro:bit自体はScratchとも連携できます。
以上の内容について、この本では写真や図解を豊富に用いてわかりやすく解説しています。実験や観察などにも役立つプログラミングだけでなく、ゲームやコミュニケーションといった幅広い用途でのプログラミングも取り上げているので、この本で紹介しているプログラミングに取り組むことで子供たちの創造力や発想力が養われます。
さらにこの本では、micro:bitと一緒に楽しめる腕時計型ツール「探検ウォッチ」も紹介。探検ウォッチを使えば、つくったプログラムを外でも実践できるので、楽しみ方の幅が広がります!
※子供の科学より販売している「micro:bit探検ウォッチキット」の詳細は、コカネット「micro:bit特設サイト」をご確認ください。
※micro:bitは現在、本書で紹介しているものから「micro:bit V2」にバージョンアップしています。詳しくはコカネット「micro:bit特設サイト」をご確認ください。
- ページ数
- 160ページ
- 価格
- 2,420円(税込)
- ISBN
- 978-4-416-71918-3
目次
Part1 micro:bitってなんだろう?
Part2 micro:bitでのプログラミング
Part3 探検ウォッチであそぼう!
Part4 みんなで探検ウォッチを使おう!
Part5 Scratch3.0とmicro:bitでプログラミング!