【5月のミッション】みんなの投稿&先生のコメントを発表!《科学ミッションカレンダー2024》

●みんなの投稿&先生からのコメントを見てみよう!

 今月もたくさんの投稿をありがとうございます! 松井博司先生が、みんなからの投稿にコメントをしてくれたよ。お菓子づくりのちょっとしたコツも教えてくれているから、ぜひチェックしてみて!
※( )内の学年は応募時のものです。

★二瓶 圭之助さん(小5)

観察したクルミッ子。
自家製ピリピリゼリー(マンゴー味)。横から下の方に気泡がある。

「クルミッ子」は、成分表示を見て、キャラメルも工場でつくっていることがわかったり、そのお菓子の秘密がわかっておもしろかったです。この「クルミッ子」以外でも、上の生地に穴があいていることがあるのですか? また、ゼリーはどうして内側にいくほど色がこかったのですか?

●松井先生より
 2つも観察を出してくれてありがとう。とても良い質問だね。ビスケット生地などは、焼く前に穴を開けておきます。焼けるときに蒸気(空気)が出るからです。開けないと、均一に膨らまなかったりします。また、ゼリーが固まるときは濃い液より、薄い液の方が固まりやすいよ。


★渡辺 文さん(小3)

 やっぱりケーキにはたくさん砂糖が必要だと思いました。でもスポンジケーキを焼くときよりは使いませんでした。いちごの断面のグラデーションがきれいだと思いました。
 わたしの将来の夢はパティシエールになることです。先生はいつからパティシエになりたかったですか? どうやってなりましたか? 最初につくったお菓子は何か覚えていますか?

●松井先生より
 きれいなスケッチでした。ぜひ味の感想も書いてくださいね。
 先生がパティシエになるきっかけは、少し変わっていて、「スイーツ」がとても化学的な理由でつくることができると思ったことでした(そのとき化学者だったから)。最初はスポンジケーキの研究でした。


★福田 陽さん(小4)

 お菓子をじっくり観察してみたら、いつもは気にしていないお菓子の形とかつくりにたくさん発見がありました。どうしてこんなふうにつくったんだろうと不思議に思いました。
 アップルパイには三角や四角やまるの形があるけれど、形になにか意味はあるのですか?

●松井先生より
 スケッチがとても素晴らしい。ところでパイの形ですが、中に入れる具(フィリング)や食べやすさ、デザインも考えてつくられているよ。


★平下玲奈さん(小5)

初めてのミッションでしたが、書けるものすべて書きました!
これをきっかけに、他のミッションにも挑戦したいです。

●松井先生より
 コーヒーゼリーを取り出すとき、少しお湯につけて周りを溶かして逆さまにし、スプーンなどで空気を入れるときれいに取り出せますよ。


★市村彩夏さん(小5)

スケッチはむずかしっかたけど、観察や食べた感想は上手く書けた。
ケーキは美味しく、ミッションは楽しかった。

●松井先生より
 メロンケーキは、くだもののメロンをのせてゼリーで包まれていたのかな? いろいろなお菓子を観察すると、いままでにない発見があるよね。


★仲里知桜さん(小5)

 意外と色々な成分が使われていたり、硬さがちがう材料からフワフワなモノがつくれることにあらためて驚きました。
 ショートケーキのスポンジをきれいに膨らませるには、どうしたらいいですか?

●松井先生より
 ショートケーキのスポンジは、卵(特に卵白)の力で膨らみます。十分に卵を泡立てるために、少しお湯につけて泡立てましょう。


 

 ミッションカレンダー2024はまだまだ続きます。8月のミッションは「ブラックライトで身の回りのものを調査しよう」だ。ブラックライトを手に入れて、身の回りのいろいろなものを観察してみてね!

最新号好評発売中!

子供の科学 2024年 12月号

CTR IMG