●みんなの投稿&先生からのコメントを見てみよう!
今回もたくさんの投稿をありがとうございます! 伊藤尚未先生に審査をしていただきまして、選んでいただいたアニメーション作品についてコメントをいただきました! みなさんの力作をぜひご覧ください!
※( )内の学年は応募時のものです。
★渡辺 文 さん(小2)「ももたろうとボール」
アニメーションをつくった方法:パラパラマンガ
《作品の紹介》
桃が転がってきて、ももたろうが生まれます。
そこへボールが、転がってきて、ももたろう
がそのボールをからっぽになった桃へ入れると···。可愛いももたろうとボールのお話です。
●伊藤先生より
動きも色使いもいいです。かなり大作として仕上がったのではないでしょうか?苦労の跡がわかりますが、絵柄もかわいくできてます。絵を描くのに集中したのか、クリップを挟むところがなくなってしまったのが残念ですね。これをポケットに入れて友達に見せられるようにできればいいですね。
★千早 理 さん(小6)「イモムシロケット」
アニメーションをつくった方法:コマ撮り
《作品の紹介》
最初は小さかったイモムシがエサを食べて大きくなってパワーを蓄えて、宇宙で飛び立った話です。
何度も撮り直してなるべく細かい動きまで表現しました。
●伊藤先生より
コマ撮りは忍耐力と注意力が必要です。これがあればもっともっと滑らかな動きや細かい仕草を表現することが出来ますので、さらなる挑戦を続けてほしいと思います。
ストーリー的にはオモシロく、イモムシが大きくなって、ロケットに乗って飛んでいくというものですが、イモムシの身体が伸びていくのはオモシロいですね。
ロケットをもっとロケットっぽくできればもっとよかったかと思います。
★岩切 咲綾さん(小3)「カブトムシの戦い」
アニメーションをつくった方法:コマドリアニメのアプリ
《作品の紹介》
持っていたカブトムシのフィギュアを動かして、戦っている様子をコマどりアニメで表現しました。
●伊藤先生より
2匹のカブトムシが戦っているシーンですが、使ったカブトムシのモデルは足が動かせなかったのかな? もし、動かせればもっと繊細な表現が出来たかも。
演出的には最後に右側のカブトムシが左側のをひっくり返す前の「タメ」がなかなかよいかと思います。
床の上で撮ったのかな?朽ち木などを使うともっとリアルになるかもね。
★小川 稜仁さん(小4)「スキーですべる人」
アニメーションをつくった方法:スクラッチでコードを組み合わせてつくりました。
《作品の紹介》
スキーですべって楽しんでいる人をアニメーションでつくりました。蔵王温泉のスキーが今も忘れられない思い出です。
●伊藤先生より
スクラッチでつくったアニメーションですね。反対向きに進むときに、文字も反対向きになっちゃいましたね。スクラッチはもっともっと複雑なこともできるので、ぜひとも挑戦してほしいです。
どこからのカメラ視点かを考えるとゴールは左ではなく下側の方がわかりやすいかも。遠近法を使って背景をつくって、スプライトも初めは小さく、進むにしたがって大きくするなど見え方も工夫するともっといい。
★小川 蒼生さん(小4)「ボールをキャッチして投げるアニメーション」
アニメーションをつくった方法:スクラッチのコスチュームの機能でつくりました。
《作品の紹介》
迫力のあるボール投げをがんばってつくりました。
●伊藤先生より
これもスクラッチを使った作品。スクラッチを使えばもっともっといろいろな動きも作ることが出来るので頑張ってみよう。
ボールを投げるときにも腕を動かしたり、先にいくつかキメポーズをスケッチしておいてスクラッチで組むともっとクオリティが高くなると思います。
★人見 知輝さん(小4)「恐竜にふみつぶされる~かくれ文字を見つけ出せ~」
アニメーションをつくった方法:
パラパラマンガ。
最初はクリップでとめてめくっていたがうまくめくれなかった。そこで写真を1枚ずつ撮影し高速再生しているところを動画撮影した。
《作品の紹介》
人間が恐竜にふみつぶされそうになりますが、フルパワーで恐竜を吹き飛ばす物語です。紙に書いてあるアルファベット(かくれ文字)をつなげるとpowerになります。物語に出てくる人間のフルパワーとpowerをかけました。
●伊藤先生より
パラパラマンガですが、めくるのではなく、一枚一枚撮影して画面上で再生したものを再撮影するという工夫がいい発想です。
またかくれ文字というギミックもいいですね。欲を言えば踏みつぶそうとしている足が恐竜の足だとわかるようにするともっと良いです。
★計良 大介さん(小4)「消しゴムが書いてる!!」
アニメーションをつくった方法:タブレットで撮った写真をスワイプしたものを、スマホで撮りました。
《作品の紹介》
本来消す役割の消しゴムがなぜか書いている。
●伊藤先生より
これもタブレットで撮って、再生しているのを再撮影するという手法。再生もスワイプという自分にできる形での動画表現は工夫を感じます。
多分、細かく描きながら都度撮影して、手の位置、書いた線などを合わせたのかと思いますが、なかなかの力作ですね。
★渡辺 史鳥さん(小4)「念力」
アニメーションをつくった方法:Scratchのコスチュームを使って写真を繋げてアニメーションをつくりました。
《作品の解説》
手から出る念力で、触ってもいないのにもかかわらず、100玉そろばんが動いているように見えます。
●伊藤先生より
これもスクラッチを使っていますが、画像を読み込んでそれぞれ再生、表示させるようにし、再撮影という手間がかかってます。そろばんの玉を全部動かしたかったようですが、データの大きさの問題でしょうか、2段目の途中で止まっちゃいました。
手の動きとかもオモシロいので、玉が動いてる間も手でなにかパワー出してるような演出があってもよかったかも。
★二瓶 圭之助さん(小4)「ぼう人間大さわぎの巻」
アニメーションをつくった方法:パラパラマンガ
《作品の紹介》
ぼう人間がゴミ出しをしているとバナナを踏んづけ、穴に落ちてしまった・・・。 剣をぬくとパワーがぼう人間に伝わり、力が強くなった! 下水道工事の人がやって来て、蓋を開けるハンドルがぼう人間の上にふってきたが、ぼう人間のパワーが強いので、無事持ち上げることが出来た。
●伊藤先生より
これもパラパラまんがの大作です。
ゴミ出しをしてたらバナナにすべって穴に落ちて…というなかなかシュールなストーリーと動きが面白さを引き立てています。
なにかのメモ帳の裏紙を使ったようで、利用するものに工夫も感じられます。
●みんなからの質問に伊藤先生が答えてくれたよ!
3月のミッションに応募してくれたみなさんからのアニメーションづくりに関する疑問に、伊藤先生が答えてくれました! 下記のページで質問の内容と、伊藤先生からの答えを掲載しています。ぜひチェックしてみてください!
ミッションカレンダー2024はまだまだ続きます。6月のミッションは「しかけ装置づくりのミッション」だ。家にあるものでしかけ装置づくりにチャレンジしてね!