子供の科学2024年1月号別冊付録「科学ミッションカレンダー」11月のミッションページ。今月はひっつき虫を集めて調べるミッションだ!
歩きやすい気候になってきた秋。散策にでかけて、ひっつき虫がいないか探してみてね。どんな種類のひっつき虫、くっつき虫なのかを調べたり、作品をつくったりしてみよう!
1.ひっつき虫を集めよう
そもそも、ひっつき虫とはなんでしょう。動物の毛や、服や靴にくっつく草の実を「ひっつき虫、くっつき虫」などと呼びます。
ひっつき虫が多く見られるのは、秋の野山です。10~12月ごろ(地域によって異なります)に探すと、さまざまな種類が見つかります。
例えば、セーターやフリースなどくっつきやすい洋服や靴下で野山を歩き回れば、自然にくっついてくるはずです。服にくっつけるのではなく、ひっつき虫を集める用の布などを振り回しながら歩いてもいいですね。
服につくと困るという人は、つるつるしたウインドブレーカーなどを着ていればくっつきにくいですよ。イヌを飼っている人は、イヌと一緒に散歩してくっついてくる実を集めてもいいですね。
2.ひっつき虫を調べよう
それでは、くっついてきた実を集めてみて、種類ごとに分けてみましょう。
虫メガネやマクロレンズで覗いて、くっつくしくみを調べてみてください。 「かぎ針」、「さかさとげ」、「ねばねば」、「ヘアピン」など、くっつくしくみで仲間分けをしてみましょう。下に、それぞれのタイプを挙げてみました。参考にしてみてください。
■かぎ針タイプ
■さかさトゲタイプ
■ねばねばタイプ
■ヘアピンタイプ
タイプがわかったら、図鑑で名前を調べてみましょう。そのあとは、布にいろいろなひっつき虫をくっつけて、絵を描いてみるなど、ひっつき虫を使って、何か作品をつくってみるとよいですよ。
また、少数ですが春や夏に熟す草の実もあります。秋の1か月のミッションの発展として、春や夏のひっつき虫も探してみましょう。
3.ミッションシートをダウンロードして報告だ!
どんなくっつき虫を集めたのか、調べた結果をミッションシートにまとめて報告してね。また、作品をつくったキミは一緒に写真も撮って投稿してね。
4.つくった作品を編集部に投稿、報酬を手に入れよう
完成した作品を写真に撮って編集部に投稿しよう。作品タイトルやアピールポイントなどもぜひ教えてね。投稿してくれた人の中から抽選で、多田先生の著書をプレゼントします!
編集部に報告された内容は多田先生が確認して、おもしろいものを本誌2025年3月号(2月10日発売)で紹介する予定。多田先生に報告を見てもらいたい&プレゼントがしい人は、2024年12月20日(金)までにご報告を! たくさんのご応募をお待ちしています!