子供の科学2024年1月号別冊付録「科学ミッションカレンダー」8月のミッションページ。今月はブラックライトを使ったミッションだ!
ブラックライトを当てるといろいろなものが不思議な色で光ります。卵や野菜が赤く光ったり 意外な料理が光ったり、魚の内臓のどれかが光ったり……。(最近はアニサキスなどの寄生虫がよく光ることで知られています)
ブラックライトとはそもそもなんなのか? 紫外線ってどういう光なの? 光とは? 蛍光とは? その謎を調査しよう!
1 「ブラックライトミッションシート」をダウンロードしよう。
まずはミッションシートをダウンロードしよう。
ダウンロードができたら、具体的なミッション項目を確認しよう。
●ミッションシートの項目
・光ったもの、光らなかったもの:ブラックライトで照らしてみて、光ったものと光らなかったものを書いてね。イラストを書き添えてくれるのも大歓迎だよ。
・光ったものと光らなかったものの違いは何か考察しよう:光るようにされているものは、どういう目的で光るようになっているのか考察してみよう。
2 ブラックライトを手に入れよう!
自分の身の回りにあるものを照らすために、ブラックライトを用意だ!
ブラックライトが手元にないキミは、通販サイトやホームセンターで購入することができるよ。
まずは、通販サイトで「ブラックライト」と検索。ブラックライトはコンセント式のもの、市販電池で動くもの、USB充電式のもの、専用電池で動くものがあります。
専用電池のものは光も強く、すごく便利ですが、専用の充電器が必要で、落としてしまうと破裂することもあるので、詳しい大人がいない場合はオススメしません。
市販電池で動くものは便利ですが、光量が弱いことが難点。
その中間にUSB充電式のものがあります。性能は専用電池と市販電池の中間くらいで、丁度いいのですが、あまり売ってないので、自分の好みにあったものを選んでみてください。
365nm〜375nm(ナノメートル)と書いてある光のものが特に使いやすいです。
▼くられ先生からのブラックライトを購入するときのMEMO▼
ブラックライトを購入するときは、波長を要チェック!
100円均一やかなり安価なブラックライトは、395nmという波長のLEDを使用していて、大半のものが光りません。
350〜375nmあたりの波長で光るものが多いです。
3 ブラックライトを安全に使おう!
ブラックライトは紫外線といって、人間の目には見えない光です。しかし、見えないからといって安全ではなく、ブラックライトをのぞき込んだり、反射の光を長時間みていると目を痛めるので説明書をしっかり読んで安全に使いましょう!
4 身の回りの光るものを探してみよう!
ブラックライトでものを照らすと、紫外線のエネルギーで分子から特別な光が出て、それが人間の目に見えることがあります。それが「蛍光」というものです。身近なものでは蛍光マーカーなどにも使われています。
蛍光マーカーにブラックライトを当てると、すごく光ります。また、卵や野菜など、意外なものが光ったり光りそうなものが光らなかったり。台所やトイレの見えない汚れが光って見えることも……。
早速いろいろなものをブラックライトで照らして、調査開始だ!
ブラックライトを使った実験は、『子供の科学2020年8月号』にも掲載しているぞ! プレミアム会員のキミは、参考に読んでみるのもいいし、読まないで自分で考えてミッションを投稿するのもいい!
5 ミッションシートに記入したら、編集部に投稿して、報酬を手に入れよう
身の回りのものを照らし終えたら、ミッションシートに早速記入しよう。書き終わったら編集部に投稿だ。 ブラックライトで光ったもの、光らなかったものの写真も投稿してね!
ミッションを投稿してくれた人の中から、抽選でくられ先生サイン入りの『アリエナイ理科ノ大事典』1~3 文・監修/薬理凶室(三才ブックス)』をプレゼントします!
編集部に報告された内容はくられ先生が確認して、おもしろいものを本誌2024年12月号(11月10日発売)で紹介する予定。くられ先生に報告を見てもらいたい&プレゼントが欲しい人は、2024年9月24日(火)までにご報告を! たくさんのご応募をお待ちしています!
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