子供の科学2024年1月号別冊付録「科学ミッションカレンダー」7月のミッションページ。今月は「からだの錯覚」を体験して、そのイメージをスケッチするミッションだ!
今回の「からだの錯覚」は「BACK HAND LOCK HELPER」。2人でやる錯覚なので、家族や友達に協力してもらって体験しよう。
錯覚を体験したら、どう感じたかをミッションシートに書いて投稿してね!
1 「からだの錯覚スケッチミッションシート」をダウンロードしよう。
まずはミッションシートをダウンロードしよう。
ダウンロードができたら、具体的なミッション項目を確認しよう。
●ミッションシートの項目
・錯覚を体験した人:錯覚を体験した人の年齢と性別を書く
・錯覚のスケッチ:ミッションシートにある上半身の絵に、錯覚「BACK HAND LOCK HELPER」を体験したときに感じた手の様子を絵に描く。
・錯覚を感じたレベル:1(錯覚を感じなかった)~5(錯覚をすごく感じた)の中で、自分が感じたレベルに近い数値を選ぼう。
・からだの錯覚を体験した感想:からだの錯覚を体験した人に、感想を聞いて書こう。自分で体験した場合は、感じたことを書こう。
・錯覚の実験をしてわかったことや考えたことを書いてみよう:
からだの錯覚を体験したり、いろいろな人に体験してもらった結果から、わかったことや考えたことを書こう。
2 「BACK HAND LOCK HELPER」を試してみよう
体験する錯覚は、「BACK HAND LOCK HELPER」。これは手伝ってもらう人(実験者)が必要なので、家族や友達に頼んでおこう。 実験のやり方は次のような方法だ。
① 片手を上から、反対の手を下から背中側に回す(右・左どちらの手が上でも構わない)。上の手は手のひらで背中をトントンと叩く。下の手は手の甲を背中につけておく。
② 途中から、実験者が参加する。実験者は、片手を体験者の上の手と背中の間に、手の甲を背中側につけて置く。もう片方の手は、体験者の手をトントンと叩く。
●錯覚体験のヒント
錯覚の体験は1回やっただけだと、よくわからないかもしれない。なので、次のようなことを試してみよう。
・時間をおいて錯覚を試してみる
例えば1週間おきに繰り返し「BACK HAND LOCK HELPER」を体験してみよう。錯覚の感じ方が変わるかもしれない。そのたびに描いた錯覚のスケッチを比べてみると、何か傾向が見つかるかも。
・いろいろな人に錯覚を体験してもらう
家族や学校の友達などに「BACK HAND LOCK HELPER」を体験してもらおう。錯覚のスケッチや、錯覚を感じたレベル、体験した感想はその人に書いてもらおう。性別や年齢による傾向があるかもしれないね。
「BACK HAND LOCK HELPER」のしくみなどについてよく知りたい人は、『からだの錯覚』(小鷹研理 著 講談社ブルーバックス)の93~98ページに解説があるので、調べてみてもいいかもね。
3 ミッションシートに実験の結果を書き込もう
1.でダウンロードしたミッションシートに、実験の結果を書き込もう。
ミッションシートの描き方のヒント
・錯覚のスケッチや、感じたレベル、体験した感想は体験した人に書いてもらおう。家族や友達に体験してもらったら、スケッチや感想をその人に書いてもらおう。
・「錯覚の実験をして分かったことや考えたことを書いてみよう」は、何回か試してみてから、まとめとして書いてもいいよ。
●ミッションシートの例
4. 編集部に投稿して、報酬を手に入れよう
ミッションシートが書き終わったら編集部に投稿しよう。観察したお菓子やパッケージの写真があれば、一緒に投稿してもいいぞ。
投稿してくれた人の中から、抽選で『注文の多い「からだの錯覚」の研究室 即席錯覚のレシピ×23 即錯23』をプレゼントします。
編集部に報告された内容は小鷹研理先生が確認して、おもしろいものを本誌2024年11月号(10月10日発売)で紹介する予定。小鷹先生に報告を見てもらいたい&プレゼントが欲しい人は、2024年8月23日(金)までにご報告を! たくさんのご応募をお待ちしています!
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