子供の科学2024年1月号別冊付録「科学ミッションカレンダー」2月のミッションページ。今月はみんなの身近にいる鳥、カラスの歩き方を観察するミッションだ!
カラスはウォーキングとホッピングの両方の歩き方をする鳥だ。「ホッピング」とは、両足をそろえてピョンピョン跳ねて前に進む方法で、鳥の独特の歩き方。どんな時にどんな歩き方をしているのか、観察してレポートを書こう。完成したレポートは投稿してね!
1.「鳥(カラス)の歩き方調査ミッションシート」をダウンロードしよう
まずはミッションシートをダウンロードしよう。
ダウンロードができたら、具体的なミッションを確認しよう。
●ミッションシートの項目
・調査した日:調査した日を書く。
・観察したカラス:「ハシブトガラス」・「ハシボソガラス」・「その他」を選択する。
・調査した場所:
「公園」・「道路」・「草原」・「森林」・「水辺」・「農地」・「その他」から選択して、調査した場所の簡単な特徴を書く。
・歩き方:「ウォーキング」・「ホッピング」・「その他」から選択する。
・カラスは、その時何をしていた?:
「食べ物を食べたり、探したりしていた」・「車や人から逃げていた」・「移動していた」・「その他」から選択する。
・カラスはなぜその歩き方をしていたのか考えて書こう:
観察をした時、カラスはなぜウォーキング(またはホッピング)をしていたのか、考えて書こう。周りの様子も観察して、カラスが何のためその歩き方をしていたの考えてみよう。
《準備のポイント》
日本でよくみられる「ハシブトガラス」、「ハシボソガラス」はくちばしの太さや頭の形、鳴き声が違う。それぞれどんな特徴があるのか調べてみよう。
2.カラスの歩き方を観察しよう
家の周りや公園などに行ってカラスの歩き方や周りの様子を観察しよう。カメラを持って行って 写真や動画を撮ったり、観察しながらスケッチをして、気になったところを後で調べるのもおすすめだ。
《観察のポイント》
・日本でよくみられるカラスには「ハシブトガラス」、「ハシボソガラス」の2種類がある。ただし、まれに他のカラスもいるので、判別できなければ特徴を記録して、調べてみよう。
・「ウォーキング」は、人間と同じように左右の足を交互に出して前に進む方法だ。イヌやネコなど、多くの哺乳類も4足歩行だけど、同じ方法で歩いている。
「ホッピング」は、両足をそろえてピョンピョン跳ねて前に進む方法で、鳥の独特の歩き方だ。
鳥はウォーキングをするものもいるけど、ホッピングをするものもいる。カラスはどちらの歩き方もする。どんな時にどちらの歩き方になるのか、考えてみよう。
・鳥の歩き方だけではなくて、その周囲の様子も観察しよう。その鳥が何をしているのかのヒントにもなるぞ。
3. ミッションシートに調査の結果を書き込もう
1.でダウンロードしたミッションシートに、調査の結果を書き込もう。たくさんのカラスを観察したら、ミッションシートをコピーして使ってね。
《書き方のポイント》
・調査した場所の特徴の書き方
住所は都道府県市町村まででOK。どんな場所か説明があるとわかりやすい。
例:「公園」東京都杉並区(狭い公園だけど、銀杏の木がたくさんあって、葉がたくさん落ちていた)
・歩き方
ウォーキング、ホッピング両方をしていたら両方選ぶ。どちらかわからない歩き方をしていたら「その他」を選ぼう。
・その鳥は、その時何をしていた?
周りの様子も観察して、その鳥は何をしていたかを考えて選択肢から選ぼう。ウォーキングとホッピング両方を観察できたら、両方の場合を書こう。
●タケモの例
4. 編集部に投稿して、報酬を手に入れよう
ミッションシートが書き終わったら、写真を撮って編集部に投稿しよう。観察したカラスの写真やスケッチもあれば、一緒に投稿してもいいぞ。その時は、ミッションシートとの対応がわかるようにしてね。
投稿してくれた人の中から、抽選で川上先生が監修された『あいうえオガヒワ』(小笠原自然文化研究所刊)と『子ども科学電話相談 鳥スペシャル!』(NHK出版刊)を2冊セットでプレゼントします!
編集部に報告された内容は川上先生が確認して、おもしろいものを本誌2024年6月号(5月10日発売)で紹介する予定。川上先生に報告を見てもらいたい&プレゼントが欲しい人は、2024年3月18日(月)までにご報告を! たくさんのご応募をお待ちしています!
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