子供の科学2023年1月号別冊付録「科学ミッションカレンダー」5月のミッションページ。今月は恐竜の「実物大」足跡をつくって、どんな大きさか、どんな形かを体験してみよう。足跡イラストを見ながら書き写すことで、指の本数や形の違いに自然と注目できるよ。部屋に置いたり、壁に貼ったり、玄関マットにしたり⁉ 自由に楽しんでね!
1.「恐竜の足跡」をつくる手順
●足跡データの型紙をゲットする
田中康平先生が、世界中の論文から恐竜の足跡化石について書かれているものを集めてくださいました。そのうちの4つの足跡をイラスト化。下記のボタンから足跡のイラストデータをゲットできます。まずは画像をダウンロードしてみましょう。
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●足跡を書く厚紙を用意する
足跡データのサイズを参考に、足跡の全体が入るくらいの大きな厚紙や段ボールを用意しましょう。100円ショップで買ってきた紙をセロハンテープでつなげたり、新聞紙で代用するのでもOK。自分の足を重ねて遊んだりするなら、丈夫な紙のほうがいいですね。
●足跡を書き写す
足跡データには、背景に方眼線を入れています。このマス目を数えて、同じような方眼を厚紙に書きます。1マスが2cmなら、2cmずつタテヨコの線を書いていくイメージです。
このマス目を手がかりに、イラストを厚紙に真似して書き写していきます。フリーハンドで書くので、足跡の形は厳密に真似るのは少し難しいかもしれません。でも大丈夫。指の本数や全体のおおまかなアウトラインが似ていれば問題ありません。
イラストを見ながら書き写すのが難しい場合は、ちょっと手間ですが原寸サイズに拡大プリントアウトした足跡データを厚紙の上に置き、上からインク切れのボールペンや鉄筆でイラストの線をなぞって跡をつけるというやり方もあります。
【書き写し方】
①大きめの厚紙などに型紙と同じマス目(方眼)を書きます。
②5マスごとにある黒い丸も書いておくと、後で足跡を書き写すときに手がかりになります。
③足跡データの型紙と見比べながら、足跡を書き写していきます。このとき、あらかじめ線が通るところに点を打っておくと、ガイドになって間違えにくいです。
●書いた足跡を切り出す
厚紙に書いたイラストをハサミやカッターナイフで切り出しましょう。サイズが大きなものは、一度にざっくり切らず、少しずつ丁寧に切るときれいな仕上がりに。
2.恐竜の足跡で遊ぼう
●部屋に置いてサイズ比べ
まずは切った足跡を部屋に置いてみましょう! 自分の足のサイズと比べたり、数種類の足跡を並べて比べたり。自分の靴を置いてみるのもおもしろいかも! 「この足跡だったら体の大きさはどれくらいかな…」と想像するのもおすすめです。そして、ぜひ遊んでいるところの写真を撮ってください。
●恐竜の種類を調べよう
足跡イラストには、その足跡がなんの恐竜のものなのか、わざと書いていません。もっと恐竜の足跡を深ボリしたい人は、図鑑やインターネットを使って、足跡から恐竜の種類を調べてみてください。さらに、その足跡から恐竜のおおよその体長も調べられるかも! 調べてわかったことや疑問に思ったことは、ミッションシートに記入して、編集部へご報告を。
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3.ミッションシートを投稿して、本を手に入れよう
足跡を並べているところや遊んでいる写真の他、調べてわかったことをミッションシートに書き込んで、編集部に報告しましょう。投稿してくれた人の中から抽選で、恐竜をテーマにした本をプレゼントします!
この本は、アベリサウルス(Abelisaurus)からズニケラトプス(Zuniceratops)まで、人気の恐竜とその仲間たちが大行進している恐竜図鑑です。すべての漢字にフリガナがふってあるので、低学年の人でも楽しめます。
また、大好きな恐竜の名前から、アルファベットも無理なく覚えることができるというスグレモノ。カバー裏面はポスター仕様になっています! 恐竜好きにも、英語に興味があるキミにもおすすめの楽しくて役に立つ1冊です。
編集部に報告された内容は田中先生が確認し、おもしろいものを本誌2023年9月号で紹介する予定。田中先生に報告を見てもらいたい&恐竜の本がほしい人は、2023年6月16日(金)までにご報告を! たくさんのご応募をお待ちしています!
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