準備ができたら、まずはゲームをスタートする方法を改造してみよう。今はがクリックされたらゲームがスタートするようになっているね。今回はARを活用したゲームに変更したいので、をクリックして、プレイヤー(ネコのスプライト)に触ったらゲームがスタートするように改造するよ。
プレイヤーのスプライトからスコアを0にしているスクリプトを探し、これに「ビデオを入にする」のブロックを加える。
次に、プレイヤーのスプライトに、手を触れるまで待ちながら、もし手が触れたらそれを他のスクリプトやスプライトに知らせる、「メッセージ」という機能を使ってみよう。
さっき改造したスクリプトに、手を触れるまで待つブロックを追加する。「まで待つ」のブロックは「制御」をクリックして探そう。
「制御」にある「メッセージ1を送る」というブロックを追加する。
メッセージ1の右にある▼をクリックして、「新しいメッセージ...」を選択する。
メッセージに「ゲームスタート」と入力してOKを押す。
これでが押されたら、プレイヤーのスプライトに手を触れるまで待って、そのあとに「ゲームスタート」というメッセージを送ることができるようになった。
仕上げに、プレイヤーの位置を上の方にするように座標のブロックを追加しておく。
この「ゲームスタート」というメッセージを受け取ったら、プレイヤー以外のスクリプトや、障害物のスクリプトをスタートさせるようにしてみよう。そのためには、全部で3か所ある「がクリックされたとき」のブロックを「ゲームスタートを受け取ったとき」のブロックに変更するよ。
「メッセージ1を受け取ったとき」というブロックの▼をクリックし、ゲームスタートを選択する。
プレイヤーのスクリプトのうち3つの「がクリックされたとき」をこのブロックに入れ替える。
入れ替えるときには、一度「がクリックされたとき」のブロックから下をマウスで切り離しておく。
次に「がクリックされたとき」のブロックを削除しよう。
最後に「ゲームスタートを受け取ったとき」のブロックに入れ替える。
障害物のスクリプトにも「がクリックされたとき」のブロックが1か所あるはずなので、こちらも忘れずに変更する。