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チカラくんとはじめる MESHでアイディアものづくり

応用レシピ
“Andタグ”でセンサーの足し算にチャレンジ!

協力/ソニー株式会社 文・構成/塩野祐樹 イラスト/有留ハルカ

『子供の科学』2017年5月号28ページからの「MESHでアイディアものづくり」に掲載された「圧力センサーで“音メモ”をつくろう」の続きだよ。本誌に掲載された「圧力センサー」と、動きタグの加速度センサーを組み合わせて、センサーの足し算をしてみるよ。

協力/ソニー株式会社 文・構成/塩野祐樹 イラスト/有留ハルカ

アプリの設定

動きタグ1:「振られたら」を選択する。
GPIOタグ1:「電源出力」を選択して、値を「オン」にする。
GPIOタグ2:「アナログ入力」を選択して、トリガーを「しきい値を上回る」にする。しきい値は、本誌を参考に調整してね。
動きタグ2:「ひっくり返されたら」を選択する。
Andタグ:「入力」に、GPIOタグ2と動きタグ2をつなぎ、出力をスピーカーにつなぐ。
スピーカータグ:「再生する」を選択して、好きなサウンドを選ぶ。

Andタグ

2つのきっかけが同時に起こったときだけ、信号を送るタグ。今回の場合は、圧力センサーと加速度センサー(動きタグ)から同時に入力があったときだけ、スピーカータグに信号を送るしくみになっているよ。

レシピのしくみ

動きタグ1とGPIOタグ1の役割は、本誌のレシピと同じだ。動きタグを振ると、圧力センサーに電源が供給されるよ。

Andタグは、2つのきっかけが同時に起こったときだけ信号を送るタグだ。今回の場合は、入力1につながっているGPIOタグ2(圧力センサー)と、入力2につながっている動きタグ2(加速度センサー)の両方から入力があると、スピーカータグに信号が送られる。つまり、圧力センサーに圧力がかかり、かつ動きタグがひっくり返されたときだけ、音が鳴るんだ。

やってみよう

やってみよう矢印やってみよう

いくら動きタグをひっくり返しても、スピーカーの音は鳴らないけど……

やってみよう

圧力センサーの上で動きタグをひっくり返すと……音が鳴った!

MESHのロジック機能である「Andタグ」と、2つのセンサーを組み合わせて、スピーカーが鳴るしくみができたね。今回は「圧力」+「加速度」という2つのセンサーだったけど、例えばマイクタグと圧力センサーを使って、「音声」+「圧力」といった足し算もできるよ。センサーの組み合わせや出力を工夫して、新しい使い方も試してみてね!

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