『子供の科学』2023年2月号「コカトピ!」で紹介した「オジギソウがおじぎをするしくみ、理由を解明」の記事をより深く理解できる動画になります。
上の動画は、オジギソウの葉をハサミで傷つけると、カルシウムのシグナルが蛍光に発色し、そのわずか0.1秒後に葉の運動が観察されたことを捉えた動画です。カルシウムのシグナルが葉脈などを介して全身に伝播し、葉枕に到達すると葉を閉じることがわかります。
次の動画は、バッタの食害によって起こるカルシウムのシグナルと、葉の高速運動を捉えた動画です。
バッタが葉をかじると、葉枕と呼ばれる器官でカルシウムのシグナルが発生し、葉がぱたぱたと閉じていく運動が起こりました。
この葉の高速運動によって、バッタは摂食を止め、別の場所へと移動していきました。バッタは動く葉よりも動かない葉を好んで食べるということが、今回の実験で明らかになりました。
19世紀から続くオジギソウの謎を解いたニュース、いかがでしたか? 詳しく知りたいキミは『子供の科学』2023年2月号の「コカトピ!」をチェックしよう!