大人になると仕事を選び、働く機会がめぐってきます。では、働くことってどのようなことなのでしょうか? 何のために人は働くのでしょう?
生活のためのお金を稼ぐ手段
私たちが暮らしていくためには、家や食べ物など、さまざまなものが必要です。それらを手に入れるためには、お金がなくてはなりません。仕事をして、働くことで代わりにお金をもらうことができます。働いてお金を稼いでくれる人がいるからこそ、ごはんを食べたり、好きなものが買えたりするのです。
誰かに喜んでもらうためにやること
仕事をすることで、誰かに喜んでもらうことができます。レストランの料理人であれば、料理を作って食べてもらうことでお客さんが「おいしい」と喜んでくれます。医師であれば、悪いところを治すことで患者さんに感謝してもらえます。仕事はこのように誰かに幸せを届けることでもあります。
自分のやりがいのためにやること
憧れの仕事につくなどして、そこで活躍できるようになると、仕事にやりがいを持つようになります。「もっと頑張ってよいものを作りたい」「たくさんの人を助けたい」などという気持ちがわいてくるのです。そして、自分の仕事に誇りを持てるようにもなっていきます。
遊びと仕事の境界がこれからはなくなる!
この先はお金を稼ぐことだけにとらわれない、いろいろな仕事をやる人が増えていくといわれています。その例の1つとしてユーチューバーがあります。また、巨額のお金を稼いでいる人は、「仕事は遊びの続き」と考えているそう。自分の仕事が世の中にどう役立つかを考え、楽しんで働くことが大切になるのだといいます。
取材協力
(文/井上 幸 イラスト/浅野知子)