子供の科学2024年11月号の「はじめようジブン専用パソコン」では、ベジェ曲線をスクラッチでプログラミングする方法を紹介したよ。みんなやってみてくれたかな?
雑誌の記事では、制御点を動かしてからプログラムを実行して、ベジェ曲線を描いたね。
このプログラムでは、いったんベジェ曲線を描いたあとに制御点を動かしたら、もう一度緑の旗を押して実行しなおす必要があった。
これをインクスケープのように制御点を動かすと即座に(リアルタイムに)ベジェ曲線を描くようにしてみよう。そのためには、「ブロック定義」カテゴリーの「ブロックを作る」を使うんだ。「ブロックを作る」ダイアログの「ブロック名」を「ベジェ曲線を描く」に変えて、「画面を再描画せずに実行する」をチェックしてから、「OK」を押そう。
すると、「定義 [ベジェ曲線を描く]」のブロックができるので、「全部消す」から下のブロックをドラッグしてこの下に付け替えよう。
できたら、「ベジェ曲線を描く」のブロックを「ずっと」の中に入れよう。
ターボモードになっていたら、それを解除してから、右上のアイコンをクリックして全画面表示にして実行してみよう。制御点を動かすと、それに合わせて曲線が変化したかな。これで曲線が制御点の位置をリアルタイムに反映するようになったね。
このようにブロック定義の「画面を再描画せずに実行する」をうまく使うとペンを使った描画を高速化できるので他のプログラムでもやってみよう。
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