日本発のオープンソース言語
「Ruby(ルビー)」を使って、中高生がつくった作品によるコンテスト「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2020 in Mitaka」の作品募集
がはじまったよ。
コンテストの公式サイトはこちら
主催
は中高生国際Rubyプログラミングコンテスト実行委員会。今年で10回目を迎
えるこのコンテストでは、①ゲーム部門、②クリエイティブ部門の2つの部門で、Rubyでプログラミングをした作品を募集している。
今回は、募集期間がいつもより長くなっていて締
め切りが2021年の1月11日だ。最終審査
会は3月6日にオンラインでの開催となるよ。
最終審査会では、Rubyの生みの親である、まつもとゆきひろさん(一般財団法人
Rubyアソシエーション理事長
)が審査委員長として作品の審査をしてくれるよ!
前回の受賞作品は?
前回の応募総数は103組。その中で、ゲーム部門とクリエイティブ部門で最優秀賞
を受賞した作品を紹介するよ。
ゲーム部門
最優秀賞
滝沢第二中学校科学技術部 チーム「ゴースト」(岩手県)
畠山 響 さん
作品名「TOWER of GRIME REAPER」
たくさんのギミックとブロックを使ったパズルを解
いて、宝箱
から「鍵
」を集めてゴールを目指すロールプレイングゲームだ。
ゲームのフィールドとなるダンジョンは、アイテムのたいまつを使うと見えるエリアが広がるといったいろいろな工夫がされていて、マップをつくるモードも用意されていたりと、誰
でも楽しめるゲームだ。
クリエイティブ部門
最優秀賞
兵庫県 高校1年
伊藤貴之さん
作品名「Denser」
Twitter(ツイッター)のような感覚
でかんたんに使えるブログサービスアプリだ。これまでのSNSとは違
って、文字制限
を超
えられることや、投稿
の感情
判定
機能
、投稿後の編集
が可能
になっているのが特徴
なんだ。
そのほかの受賞
作品や、特別講演
などの大会の様子はこちらで見られるよ!
大会概要
募集期間
募集中~2021年1月11日(日)
作品区分
①ゲーム部門
②クリエイティブ部門(Webアプリケーション、各種
ツール、ロボット制御
などゲーム以外のプログラム作品)
対象
生年月日が2002年4月2日以降。個人またはグループ(グループの場合は最年長者の年齢
区分による)
募集作品
過去1年以内に、応募者自らがRubyで作成したオリジナルプログラムで、Rubyの特性
を生かしたプログラムの優秀性
、プログラミングの楽しさ、発想
のおもしろさや工夫が感じられるような作品。
テーマは自由(教科
の勉強が楽しくなるもの、あると便利
なもの、社会的問題解決
に役立つもの、ゲームプログラムなど)。
応募方法
作成したプログラムファイルをCD-ROM、DVD-ROMまたUSBメモリに収めて、応募用紙と一緒
に提出
。
詳しい応募方法についてはこちらをチェックしてね!
「スタプロ」では、今後Rubyのプログラミングの連載を予定しているよ。お楽しみに!
(文/子供の科学編集部)