「みんなのラズパイコンテスト2020」参加者大募集!

 小型コンピューター「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、
りゃく
してラズパイ)」を使った作品やアイデアを
きそ
う「みんなのラズパイコンテスト」が今年も開催されるゾ!

コンテストのサイトはコチラ

 主催は日経BPの『ラズパイマガジン』、『日経Linux』、『日経ソフトウエア』。今年で7回目を
むか
えるこのコンテストでは、ラズパイを使った電子工作やアプリのオリジナル作品を募集しているよ。作品をつくる前段階
まえだんかい
のアイデアだけを応募することも可能だ。

昨年の受賞作品は?

 2019年のコンテストでは、148件の作品が集まった。その中からグランプリに選ばれたのは、山田礼雄さんの「[ラズベリーパイ×戦前映写機]綺乃九五式 フィルムスキャナー」という作品。

[ラズベリーパイ×戦前映写機]綺乃九五式 フィルムスキャナー

 戦前に人気があった9.5ミリフィルムを使う映写機とラズパイを組み合わせて、自動でフィルムをデジタル映像にするというから驚きだ!

 学生の応募もたくさんあり、小学生の作品も受賞しているゾ。小学生・伊藤晴哉さんの「近づくと鳴いて羽根を動かす新種セミ『IRON CICADA』」は「学生賞」に選ばれた。110cm以内まで近づくと鳴き出し、50cm以内で羽根が動き出す。発泡スチロールとプラ板でつくったというセミの模型がリアルすぎる!

近づくと鳴いて羽根を動かす新種セミ『IRON CICADA』

 そして、「子供の科学賞」受賞作品は、田中晄希さんの「LEDとタクトスイッチを使ったシンプルゲーム機」だ。こちらについては2020年1月号で作品を詳しく紹介しているので、以下の記事をチェックしよう。もちろん今年も「子供の科学賞」があるので、みんなもぜひねらってほしい!

 その他の受賞作品もコチラのサイトで見ることができるよ。作品を見ていくだけでも「ラズパイでこんなことまでできるんだ!」といろいろな発見があるはず!

ジブン専用パソコンで腕を磨こう!

 『子供の科学』誌で好評連載中の「はじめようジブン専用パソコン」では、さまざまなラズパイの活用法を紹介しているよ。コンテストに応募してみたいというキミは、まずは連載のバックナンバーを読んでみよう。バックナンバーはすべて「スタプロ」のコチラのページで読むことができるゾ。

 また、これからラズパイをはじめてみたいという人は、「KoKaジブン専用パソコンキット」を入手しよう。

 一緒にラズパイの入門書籍「ジブン専用パソコンRaspberry Piでプログラミング」も購入するのがおすすめ!

コンテスト概要

募集期間

募集中~2020年10月8日

募集対象

Raspberry Pi(機種は問いません)を使っている作品で、電子工作の作品、デスクトップ/サーバーのアプリやミドルウエア、子供用など特定用途の利用環境、面白いケース(きょう体)などが対象です。オープンソースソフトなどは自由に利用してください。実際に作った物、またはそのアイデアが対象です。

応募資格

個人やグループ、団体(企業含む)で応募できます。複数の作品の応募も可能です。

応募方法

作品/アイデアの概要、技術的な仕組み、アピールポイントなどを簡潔にまとめてご提出いただきます。実際に作った作品に関しては、写真や図版なども適宜ご用意ください。

詳しい応募方法や応募用紙はコチラをチェック!

この夏はラズパイを使いこなして、オリジナル作品づくりにチャレンジしてみては?

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子供の科学 2024年 12月号

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