『子供の科学2020年7月号』の「はじめようジブン専用パソコン 第40回 感染症
拡散
シミュレーション」では、Scratch 2.0(スクラッチ2.0)で感染症が広がる様子
をシミュレーションしたプログラムをつくったね。ここでは、本誌
でつくった内容を改造
したプログラムがダウンロードできるようになっている。
感染症シミュレーション
リンク先にアクセスをして、zipファイルをダウンロードしてください。zipで圧縮されていますので、解凍して、できたsb2ファイルをスクラッチ2.0から読み込んで使用してください。
このプログラムをダウンロードしたら、いろいろな設定
を変えて、全員
が感染するまでの時間がどのように変化
するか試
してみよう。
例えば、「(10)歩動かす」の数字を変えるとどうなるだろうか。この数は人の移動
を表しているから「0」にするとまったく移動しなくなる。逆に数を増
やすと、より多くの人に接触
することになるだろう。
他にも、人数を増やすと密度
が増すし、人の大きさを「見た目」の「大きさを( )%にする」で変えると人の感染する範囲
が変わる。つまり、これは必要なソーシャルディスタンス(最近はフィジカルディスタンスに言い換
るようになっている)を表しているよ。
また、シミュレーションした結果を記録
して、リブレオフィスのカルクに入れてもいいね(使い方は、2018年7月号の第16回「リブレオフィスで研究レポートをまとめよう」を見てみよう)。そうすれば、平均
を求めたり、グラフにしたりすることが簡単
になるよ。
下の表とグラフは、最初の感染者数によって、20人の人が全員感染するのにかかる時間が変わる様子をまとめてみたものだ。
シミュレーションの設定や、プログラムをさらに改造して、レポートにまとめてみるのもいいかもしれない。ぜひ、チャレンジしてみてね!
(監修/阿部和広 文/子供の科学編集部)