自由研究の宿題として提出するなら、つくりたい理由や必要な準備、つくったときの様子、実際につくってわかったことなどを整理してまとめたレポートをつけよう。みんなから感想をもらったら、それを次の工作や研究に活かそう。
つくりたいものを決める
欲しかった形、気になる動きをするしくみなど、つくってみたいものを決めよう。下のまとめ方の例に沿って、準備をしてから工作に取りかかるといいよ。
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/まとめ方例-979x1024.png)
工作や実験の記録を撮影するコツ
デジタルカメラは、工作や実験の様子、結果を記録して紹介するときに役立つ。よりわかりやすく相手に伝えるための撮影のコツを紹介するよ。
ものの動きを見せるコツ
少し暗いところで撮影すると、ブレたような残像が写ることがあるよね。この残像を使うと、ものの動きがわかる写真を撮ることができる。デジタルカメラをしっかり固定して、感度を下げると動いている部分の残像が写るので、動きのあるものを撮影するときに使ってみよう。
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/撮影のコツ1.jpg)
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/撮影のコツ2.jpg)
ものの大きさを知らせるコツ
写真を見ただけでものの大きさを伝えたい場合、方眼紙の上にものを置いて撮影するとわかりやすい。
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/撮影のコツ3.jpg)
ものの形を見せるコツ
横から光を当てて撮影すると、陰ができるので、ものを立体的に見せることができる。
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/撮影のコツ4.jpg)
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/撮影のコツ5.jpg)
しっかり伝える展示のコツ
工作を展示するときは、工作したものを置いておくだけではだめだ。つくったものの説明や使い方、どうやってつくったのかなどがわかるものと一緒に展示しよう。
![](https://www.kodomonokagaku.com/wp-content/uploads/2021/07/展示のコツ-1024x517.jpg)
(工作・写真・イラスト/久保政喜 ことり社)