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2024年1月

    2024-01-01

    Q14 1990年、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が打ち上げられた。このハッブル望遠鏡が2022年にとらえた地球から最も遠く離れた星までの距離は?

    解答 c.129億光年 解説  2022年3月、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の観測データによって、129億光年の距離にある星からの光をとらえることに成功したと国際共同研究チームが科学誌『Nature』に発表。この星は宇宙誕生からわずか9億年後に存在し […]

    2024-01-01

    Q16 1995年にアメリカの観測家が発見し、1997年3月に地球に最接近した巨大彗星で、最大で-1等級前後の明るさになったのは?

    解答 c.ヘール・ボップ彗星 解説  ヘール・ボップ彗星(C/1995 O1)は、1995年にアメリカの天文学者ヘールとアマチュア天文家ボップによって発見された。これまでに観測された彗星の中でも最大級で、最も明るくなった1997年の3月から4月にかけ […]

    2024-01-01

    Q17 1999年、国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」がファーストライト。単一鏡として世界最大級を誇る、すばる望遠鏡の主鏡の口径は約何m?

    解答 b.8.2m 解説  すばる望遠鏡はアメリカ・ハワイ島マウナケア山の頂上近く(標高約4200m)にある光学赤外線望遠鏡で、主鏡の口径は約8.2mで、単一鏡としては世界最大級だ。主焦点カメラの視野の広さと解像力の高さは世界の大型望遠鏡の中でも群を […]

    2024-01-01

    Q18 1949年、湯川秀樹博士が日本人初のノーベル物理学賞を受賞。湯川博士が1934年に発表した論文でその存在を予言していたものは?

    解答 b.中間子 解説  中間子とは、原子核の中にある陽子と中性子を結びつける力(核力)をいう。湯川秀樹博士は1934年に発表した論文の中で、「原子核の陽子と中性子の間には未知の粒子があり、それが2つの粒子を結びつける力を生んでいる」と予言。その未知 […]

    2024-01-01

    Q20 2014年、青色LEDの発明で赤﨑勇・天野浩・中村修二の3氏がノーベル物理学賞を受賞。LEDの発光色の赤・緑・青のうち、いちばん波長が長い色はどれ?

    解答 a.赤 解説  LEDの光は電磁波の一種で、ふつうLEDの発光色は波長(単位はnm:ナノメートル)で表される。LEDの各色に相当するおよその波長範囲は、青460~500nm、緑500~570nm、赤610~780nmnmで、光の三原色の赤・緑・ […]

    2024-01-01

    Q19 2012年、欧州原子核研究機構CERNが万物に質量を与える「ヒッグス粒子」を観測したと発表。実験に使われたLHC加速器の円周の長さとほぼ同じものは?

    解答 c.山手線1周 解説  LHC加速器(Large Hadron Collider)は、欧州原子核研究機構(CERN)が建設した世界最大の大型ハドロン衝突型加速器。フランスとスイス国境の地下約100kmに、粒子を加速させる空洞や6つの実験施設があ […]

    2024-01-01

    Q21 2015年、アメリカのレーザー干渉計重力波天文台LIGOが「重力波」の検出に成功。その100年前に重力波の存在を予言していた科学者は?

    解答 c.アインシュタイン 解説  質量をもった物体が存在すると時空はゆがみ、その物体が運動すると時空のゆがみが光速で広がっていく。重力波はこの時空のゆがみが伝播する現象で、アインシュタインは1916年の一般相対性理論でその存在を予言した。それから約 […]

    2024-01-01

    Q22 1928年、培養中のブドウ球菌に生えた青カビの中から世界初の抗生物質「ペニシリン」が発見された。これを発見したイギリスの細菌学者は?

    解答 c.フレミング 解説  1928年、イギリスの細菌学者アレクサンダー・フレミングは、実験に使うブドウ球菌を増やす培養器の中に青カビが発生しているのを見つけた。ところが、青カビの周りには細菌が繁殖していないことに気づき、青カビの分泌物が細菌を溶か […]

    2024-01-01

    Q23 1996年、クローン技術を用いて世界で初めてヒツジの体細胞からクローンヒツジが産まれた。このヒツジの名前は?

    解答 a.ドリー 解説  1996年7月、イギリスのロスリン研究所でメスヒツジの成体の体細胞からクローンヒツジが誕生し、ドリーという名前がつけられた。ドリーは世界で初めて哺乳類の体細胞を用いたクローンで、細胞を提供したヒツジとほとんど同じ遺伝子をもつ […]

    2024-01-01

    Q25 2016年、理化学研究所の森田浩介グループディレクター率いる研究チームが113番元素を発見。アジアで初めて周期表に載った新元素の名前は?

    解答 b.ニホニウム 解説  2016年11月、理化学研究所が発見した113番目の新元素が「ニホニウム(Nh)」と命名された。ニホニウムは人工的につくられた元素で、原子番号30の亜鉛と原子番号83のビスマスの原子核同士を衝突させ、113個の陽子をもつ […]