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2021年9月

    2021-09-21

    【ノーベル医学・生理学賞】本庶 佑先生の研究-がん細胞が免疫の攻撃を回避するしくみを解明

    2018年医学・生理学賞 本庶 佑《ほんじょたすく》先生(京都大学特別教授)※肩書は受賞当時  近年、体外から侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を取り除く免疫に、がん細胞を攻撃させる「免疫療法《めんえきりょうほう》」が注目を集めています。ただし、免 […]

    2021-09-21

    【ノーベル医学・生理学賞】大隅良典先生の研究-細胞内のリサイクル「オートファジー」に関わる遺伝子を解明

    2016年医学・生理学賞 大隅良典《おおすみよしのり》先生(東京工業大学栄誉教授)※肩書は受賞当時  生物が食べ物を得られない飢餓状態に陥ると、細胞内のタンパク質を分解して、再利用する「オートファジー」が働きます。日本語では「自食作用」と訳されるこの […]

    2021-09-21

    【ノーベル物理学賞】梶田隆章先生の研究-観測を通じて素粒子ニュートリノに質量があることを発見

    2015年物理学賞 梶田隆章《かじたたかあき》先生(東京大学教授)※肩書は受賞当時  2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊博士らによって建設されたカミオカンデでは、宇宙から降り注いだ宇宙線が大気中の原子核に衝突して生じる「大気ニュートリノ」 […]

    2021-09-21

    【ノーベル医学・生理学賞】大村 智先生の研究-寄生虫感染症の薬を開発して10億人以上を救った

    2015年医学・生理学賞 大村 智《さとし》先生(北里大学名誉教授)※肩書は受賞当時  私たちの体に感染するとさまざまな病気を引き起こす微生物を退治する抗生物質は、別の微生物が持つ化学物質からつくり出されることがあります。  北里大学の大村智博士は感 […]

    2021-09-21

    【ノーベル医学・生理学賞】利根川 進先生の研究-異物を排除する抗体が多様であるしくみを解明

    1987年医学・生理学賞 利根川 進先生(マサチューセッツ工科大学教授)※肩書は受賞当時  私たちの体には外部から侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を取り除く「免疫《めんえき》」と呼ばれる防御システムが備わっています。異物が侵入してくると、免疫を担 […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】福井謙一先生の研究-原子の性質を電子で決まるとする「フロンティア軌道理論」を提唱

    1981年化学賞 福井謙一《けんいち》先生(京都大学教授)※肩書は受賞当時  私たちの身の回りにある物質は、すべて原子で形づくられています。そのため物質の性質は原子によって決まるわけですが、福井謙一博士は原子の性質が電子の動きによって決まるとする「フ […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】白川英樹先生の研究-実験の失敗が導いた電気を通すプラスチックの開発

    2000年化学賞 白川英樹先生(筑波大学名誉教授)※肩書は受賞当時  軽いのに丈夫な上、いろんな形に加工しやすいプラスチックは、さまざまな製品に使われていますが、通常、プラスチックは電気を通すことはありません。電気を通すプラスチック(導電性ポリマー) […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】野依良治先生の研究-右手型と左手型の分子をつくり分ける不斉合成を実現

    2001年化学賞 野依良治《のよりりょうじ》先生(名古屋大学教授)※肩書は受賞当時  化学物質には、分子の構造や構成する元素がまったく同じであるにもかかわらず、まるで鏡で映したように対照的な物質があります。こうした化学物質は「光学異性体」、「鏡像異性 […]

    2021-09-21

    【ノーベル物理学賞】小柴昌俊先生の研究-巨大な観測施設を建設して「ニュートリノ天文学」を開拓

    2002年物理学賞 小柴昌俊《こしばまさとし》先生(東京大学名誉教授)※肩書は受賞当時  陽子や電子が物質を形づくる粒子であるのに対して、素粒子の一種、ニュートリノは物質の素になることはなく、自由に飛び回っています。私たちが暮らす地球にも常に宇宙から […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】田中耕一先生の研究-分子を壊さずにタンパク質の質量を測定する技術を開発

    2002年化学賞 田中耕一先生(島津製作所主任研究員)※肩書は受賞当時  物質の質量は、レーザー光線を当ててイオン化した物質の移動によって測定されてきました。物質が軽ければより速く移動するので、移動する時間を基準に物質の質量を測定することができるので […]