月アーカイブ

2020年10月

    2020-10-27

    星までの距離はどうはかるの?

    年周視差や銀河の光を調べて計測する 距離の計測の基本は2つの場所から見ることです。私たちが遠近感を感じているのは、2か所からものを見ているからです。例えば、手に鉛筆を持って、左右、片目ずつ見ると、その位置が背景に対してずれて見えます。このとき、鉛筆を […]

    2020-10-27

    ナメクジはどうやって進んでいるの?

    筋収縮でつくった波と粘液で動いている ナメクジは秒速1~4mmの速さで動いています。手のひらの端から端まで動くには20秒から1分くらいかかる計算です。ナメクジを透明なガラス板の上に置いて、前へ進む様子を下から観察すると、黒っぽい波(足波)が後ろから前 […]

    2020-10-27

    台風はどうやってできるのですか?

    熱帯低気圧がどんどん強くなってできる 台風は南の暖かい海で生まれ、成長して日本にやってきます。台風の正体は発達して強い勢力を持った熱帯低気圧。熱帯の海で発生する低気圧です。 熱帯の海は強い太陽の日射しを受けるため、水温が26℃~27℃以上と温かく、海 […]

    2020-10-27

    海はどうやって埋め立てているの?

    護岸で囲って埋め立てます 一般的な埋め立て工事では、まず、はじめに海底の地盤改良を行います。この地盤改良は、セメントや特殊な材料・工法を用いて、地盤沈下や液状化現象を防ぐ対策として行われます。 次に、埋め立て予定地の周辺を「護岸」で囲みます。この護岸 […]

    2020-10-27

    惑星はどうして光らないの?

    自分で光をつくり出せないから 夜空をよく観察しているみなさんは、「あれ? この時期は夕方暗くなると木星が見えているよ。惑星も光っているんじゃないの?」と思うかもしれません。でも実際には木星が自分で光っているわけではありません。私たちが住んでいる地球も […]

    2020-10-27

    人とパンダでは、赤ちゃんから大人になるまでの早さが違うのはなぜ?

    種の維持に必要な能力が備わるまでの時間が違うから 私たちは体が成長して大きくなりきったときが「大人になったとき」と考えていますが、生物学的には、生殖能力が確立し次世代を育むことができるようになったときが「大人になったとき」と考えます。 生殖能力は、動 […]

    2020-10-27

    蜃気楼はなぜ起こるのですか?

    冷たい空気と暖かい空気の間を光が通ると、屈折するため 蜃気楼は大気中の光の屈折によって、遠くの景色が伸びたり逆さになったり、実際とは異なって見える現象です。実際の風景の上に虚像が見える上位蜃気楼と、実際の風景の下に虚像が見える下位蜃気楼があります。 […]

    2020-10-27

    エアコンはどうやって暖かい空気を冷たくしているの?

    部屋の熱を冷媒に乗せて外に出している 気体は圧力をかけると液体に変わり、圧力を下げると気体に戻る性質があります。このとき気体は、圧力をかけると温度が上がり、膨張して気体になると温度が下がります。エアコンはこの原理を利用して部屋を冷たくしています。 図 […]

    2020-10-27

    ダークマターとダークエネルギーはどう違うの?

    ダークマターは見えないのに重力がある暗黒物質、ダークエネルギーは宇宙の膨張スピードを上げる暗黒のエネルギー どちらも宇宙のニュースでときどき話題になりますね。ダークマター(暗黒物質)は宇宙の所々に塊で存在し、見えないのに重力を持つ物質です。一方、ダー […]

    2020-10-27

    どうして手足にマメができるの?

    強い外からの力でタンパク質が破壊されて水疱ができる まず、皮膚の構造を簡単にご説明しましょう(図)。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三層から構成されています。表皮は角質層、顆粒細胞層、有棘細胞層、基底細胞層、基底板からできていて、角質層が目に見える皮膚の […]