2024-01-01

    Q7 1977年、日本初の静止気象衛星「ひまわり」(GMS1号機)の打ち上げに成功。この気象衛星の軌道は赤道の上空何kmにある?

    解答 c.約36000km 解説  日本の静止気象衛星「ひまわり」(GMS)は、赤道上空約3万6000kmの軌道上を地球の自転と同じ周期で回りながら、宇宙から雲などの気象観測を行っている。最新の気象衛星は2016年に打ち上げられた「ひまわり9号」で、 […]

    2024-01-01

    Q9 1994年、純国産「H-Ⅱロケット」が打ち上げに成功。名前の「H」は燃料に使用するあるものを表している(英語表記の頭文字)。それは次のうちのどれ? 

    解答 a.水素 解説  H-Ⅱロケットの「H」は、燃料に使われている水素(Hydrogen)の頭文字。H-Ⅱロケットは全長49.9m、2段式液体燃料ロケットで、主要な技術のすべてが国内で開発された。燃料の液体水素を燃やす酸化剤には液体酸素が使われてい […]

    2024-01-01

    Q13 1986年4月、周期彗星のハレー彗星が地球に最接近して天文ブームが起こった。このハレー彗星はおよそ何年の周期で地球に接近する?

    解答 b.約76年 解説  ハレー彗星の公転周期は約76年で、太陽の周りを楕円軌道を描いて周回している。前回地球に接近したのは1986年で、世界各地で観測が行われた。ハレー彗星という名前は、この彗星の軌道を計算したイギリスの天文学者エドモンド・ハレー […]

    2024-01-01

    Q24 2012年、山中伸弥博士がiPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞。iPS細胞は日本語で「人工○○○幹細胞」という。この○○○に入る3文字は?

    解答 c.多能性 解説  iPS細胞は、体の細胞に特定の遺伝子を導入することによって、さまざまな細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ「人工多能性幹細胞」。2006年11月、京都大学の山中伸弥博士らが世界で初めて作製に成功した。iPSは英語 […]

    2024-01-01

    Q31 1964年・2021年に東京オリンピックが開催。開会式で空に五輪を描いた航空自衛隊「ブルーインパルス」が、アクロバット飛行で機体の間隔が最も狭くなる時の距離は?

    解答 a.1m以下 解説  航空自衛隊の「ブルーインパルス」は、航空イベントなどでアクロバット飛行を行う専門チーム。4機がダイヤモンド隊形のまま180度回転して背面飛行をしたり、時速800km/hもの超スピードで交差したり、たくさんの演目があるが、じ […]

    2024-01-01

    Q32 1989(平成元)年、JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」が日本海溝で潜航深度の世界記録(当時)を達成した深度は?

    解答 b.深度6527m 解説  JAMSTECの「しんかい6500」は、その名のとおり6500mの深さまで潜ることができる有人潜水調査船。1989年8月の試験潜航で、最大潜航深度6527mを達成した。少ない照明でも鮮明な撮影ができる超高感度カメラを […]

    2024-01-01

    Q37 2006年、ニホンウナギの産卵場はマリアナ諸島沖であると東京大学海洋研究所が突き止めた。ウナギは有毒の生物だけど、その毒はどこにある?

    解答 a.血液 解説  ウナギの血液中には毒があり、目や口、傷口に入ると激しい痛みや炎症などを引き起こす。ただし、ウナギの毒は熱に弱く60℃で5分加熱すれば毒性を失うため、焼いたり蒸したりして調理をすれば食べても問題ない。ニホンウナギの産卵場所は長い […]

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    Q43 高度経済成長期の1960年代は、飲料などの自動販売機が普及した。では、日本で一番古いとされる自販機は何を売るものだった?

    解答 c.切手・ハガキ 解説  現存する日本最古の自動販売機は、1904年に発明家の俵谷高七が考案した「自働郵便切手葉書売下機」。木製の箱型で切手やハガキの販売と、手紙を投函するポストの役割を兼ね備えていた。ちなみに世界初の自動販売機は、紀元前3世紀 […]

    2024-01-01

    Q51 1901年、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言によって始まったノーベル賞。ダイナマイトの名前の由来になったギリシャ語「dynamis」の意味は? 

    解答 b.力 解説  ノーベルが最初に発明したのはニトログリセリンを珪藻土に染み込ませて安定化させた爆薬で、ギリシャ語で「力」を意味する「dynamis」から「ダイナマイト」と名付けられた。ダイナマイトは土木工事で威力を発揮したが、同時に戦争の武器に […]

    2024-01-01

    【KoKa手帳2024】「KoKaサイエンスクイズ」解答編

     『子供の科学2024年4月号』の別冊付録「KoKa手帳2024」に掲載している「KoKaサイエンスクイズ」は挑戦してみたかな?  このページでは、クイズの解答と解説に、クイズの問題になった科学トピックに関連する子供の科学の記事を紹介するよ。その記事 […]