1924(大正13)年創刊の雑誌『子供の科学』は、2024年で100周年を迎えました。100周年を記念して、『子供の科学』を創刊した初代編集長・原田三夫の奮闘を追いかけるスペシャルまんがを大公開!
物語の始まりは大正12(1923)年、関東大震災発生で焦土と化した東京。子供たちに科学の知識を 伝え続ける使命のもと、戦争中も雑誌をつくり続けた編集部の物語をぜひご覧ください。
100周年スペシャルサイト「科学タイムトラベル」
『子供の科学』100周年スペシャルサイト「科学タイムトラベル!」では、期間限定(2024年内)で創刊号の全ページを電子版で読むことができます。ぜひその目で、100年前の『子供の科学』と今の『子供の科学』を読み比べてみてください。
「科学タイムトラベル」に入ったら出現する検索マドに「1924」と入力して、創刊号へGO!
書籍『子供の科学完全読本 1924−1945』
創刊100周年を記念!
創刊から終戦までの雑誌『子供の科学』を読み直す
膨大なバックナンバーの中から、科学とテクノロジーに強い現代の知の巨人、小飼弾が、日本の科学技術発展に寄与した側面に注目して記事をピックアップ。当時の社会情勢を背景に、どんな意図で、何を解決したくてこの記事が書かれたのか、また、当時の知識人が科学の進歩をどこまで予言できているのかなどを振り返る。
特に戦争が近づいてくる様子、また戦況が厳しくなったことが読み取れる記事は必見。当時の読者の役に立とうと編集された内容は、そのまま世相を反映していることに改めて気付かされる。月刊誌だからこそ世の中の動きが細かに記録されていることにも、現代人として胸熱くなること必至だ。
文